2016/4/17 12:03

Roppongi、それはForever!!な街

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Roppongi、それはForever!!な街
5.0

先日行われた新日本プロレスの両国国技館大会「INVASION ATTACK 2016」は、大きなインパクトを残した大会だった。内藤哲也という新しいカリスマ誕生の瞬間は、間違いなく新日本プロレスの歴史に大きく刻み込まれただろう。タマ・トンガ&タンガ・ロアは一気にメインストリームに躍り出し、柴田勝頼vs第三世代は今回もファンの胸を熱くさせた。

ただ、皆が皆、メインストリームが好きとは限らない。皆が皆、スター選手が好きとは限らない。

筆者は、ロッポンギ・ヴァイスが好きだ。

某マスクマンをやっていた頃から、ロッキー・ロメロのことは良い選手だとは思っていたが、はっきり言って、地味、という印象だった。だが、その実力は確かだった。デイビー・リチャーズ、アレックス・コズロフ、とパートナーを変えながら、ジュニアタッグの中心選手として、ロメロは新日本プロレスに欠かせない存在になっていった。
コズロフが引退し、ロメロはどうするのだろうと思っていると、トレント・バレッタを新パートナーに迎えるという。バレッタは元々好きな選手だったが、ロメロと噛み合うのかな、と少々不安に思いながら、その試合を見に行った。二人のタッグチーム名が「ロッポンギ・ヴァイス」とコールされる。なんだそりゃ、と思う間もなく、例のテーマ曲が鳴り響く。

「ロッポンギ!ロッポンギヴァイス!」

その絶妙なリフレインは、筆者の耳に取り付いた。翌日も、翌々日も、耳から離れなかった。近所をぶらついている時、部屋の掃除をしている時、つい鼻歌のように「ロッポンギ!ロッポンギヴァイス!」と口ずさんでしまうようになった。地下鉄に乗っていて「六本木」という文字が目に入ると、もうダメだ。頭の中は「ロッポンギ!ロッポンギヴァイス!」に支配される。

こうして筆者は、ロッポンギ・ヴァイスに「してやられた」のである。

東スポWEBに柴田惣一氏が書いていたコラムによると、ロメロを初めて六本木に連れて行ったのは、西村修だったとか。そこでロメロは、六本木という24時間眠らない街に「フォーエヴァーだ!」と感動したという。ロメロがずっと言い続けてきた「フォーエヴァー」は、六本木のことだったのだ。

ご存知の方も多いだろうが、ロメロの入場テーマ曲は、ロメロ自身が作っている。サウンドメイキングからボーカルまで、すべて一人でやっているようで、なかなか多才なレスラーである。
そんなロメロは4月5日、ニューアルバム『Six Trees Vice』をリリースした。本人のサイトでダウンロード販売しているようだ。全曲試聴できるので、一度サイトを訪れてみてはいかがだろうか。どの曲も、飛び抜けてインパクトがある訳ではないが、絶妙な中毒性がある。まさに、ロメロのレスリングのようだ。
http://rockyromero.bandcamp.com/album/six-trees-vice

メインストリームが盛り上がり、スター選手が輝くのも、ロメロのような、確かな仕事のできるレスラーが興行の序盤、中盤をしっかり締めてくれてこそである。
ロッポンギ・ヴァイス、フォーエヴァーであれ。もっとロッポンギ・ヴァイスの話しようぜ。しようぜ。

この記事を書いたライター: 富家イチロウ

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