2019/7/10 23:00

激闘ライバル対決 ゼウス制して7・28大阪で三冠挑戦

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激闘ライバル対決 ゼウス制して7・28大阪で三冠挑戦
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『ファン感謝デー〜2019 SUMMER FESTIVAL〜』東京・後楽園ホール(2019年7月10日)
三冠ヘビー級王座次期挑戦者決定戦=○ゼウスvs崔領二×

 ゼウスが熱戦となった崔とのライバル対決に勝利。7・28大阪大会での三冠王座挑戦を決めた。

 昨年12月以来7ヵ月ぶりのファン感謝デーとなったこの日、メインイベントに組まれたのは「ファンが選ぶ名勝負数え唄」と題されたゼウスと崔のライバル対決。しかも勝者が7・28大阪で王者・宮原に挑戦する三冠王座次期挑戦者決定戦となった。

 だが、二人の相手に対する感情はいずれもベルトを超越したものがある。崔が「全日本プロレスで今シングルマッチ組んで、これ以上のカードは絶対ない」と豪語すれば、ゼウスも「お互いの闘志と闘志がぶつかり合ってかみ合って最高の試合ができる自信がある」と言い切り、リミッター解除を宣言していた。

 過去、何度も激闘を繰り広げてきた両者の対決はこの日も熱戦となった。序盤から場外戦で感情をぶつけ合い、ゼウスがバイセップスエクスプロージョンを叩き込めば、崔もミドルキックで応戦。客席を仕切る鉄板にゼウスを投げつけ、物凄い衝撃音を響かせた。

 負けじとゼウスは逆水平、フライングバイセップスエクスプロージョンで巻き返し、胴締めスリーパーで崔を消耗させたが、崔も脇固めで動きを止め、サッカーボールキックを連打。スカイキックで蹴り飛ばすと、ゼウスはスパインバスター、フロントスープレックスで逆襲に出る。さらにブレーンバスターを敢行すると、崔もそのまま起き上がってブレーンバスターで応戦。意地の張り合いが一進一退の攻防戦を呼び込んだ。

 先に勝機をつかんだのは崔。大外刈りでゼウスを叩きつけると、サッカーボールキック連打を浴びせ、トップロープからの雪崩式ブレーンバスターを敢行。すかさず赤川鉄橋を突き刺し、那智の滝で勝負に出た。

 これを不発に終わらせたゼウスはバイセップスエクスプロージョンを叩き込んで流れを引き寄せた。初公開のフロッグスプラッシュを発射すると、一気にジャックハマーを爆発させて3カウントを奪った。

 ゼウスが熱戦となった崔とのライバル対決を制した。「本当に波動が凄い似ているものを持っている2人なんで。思いっきりぶち当たれるというか、全開でやらせてもらえた」と振り返ったように、リミッターを解除しての会心の勝利。「もっとできますね。それは崔選手も一緒じゃないですかね? まだまだもっとできると思うんで」とまだまだ続くライバル関係を見据えた。

 これで7・28大阪大会での三冠ベルト挑戦を決めた。振り返れば三冠初戴冠を果たしたのが昨年7月29日で所も同じ地元・大阪。1年ぶり2度目の戴冠を狙う形となる。「去年獲ったけれど、1回しか防衛できなかったんで。次は必ず獲って、できるだけ防衛したい」と3ヵ月天下に終わった前回の悔しさが残っており、三冠王者に返り咲いて長期政権を目指すつもり。今年になってからシングル戦線で目覚ましい結果を出せなかったとあって、「必ず自分が獲って、しばらく防衛して、自分の時代を築きたいと思っているんで。今年前半のほうはなかなか思うように活躍できなかったので、後半のほうは全力で。タイトルを獲って、活躍したい」と見据えた。

【試合後のゼウス】
▼ゼウス「今日も皆さんありがとうございました」

――崔選手とはいつも通り激しい戦いになったが?

▼ゼウス「そうですね。本当に波動が凄い似ているものを持っている2人なんで。思いっきりぶち当たれるというか、全開でやらせてもらえたので。どっちも全開で生きてるし」

――会見で言っていたリミッター外すという戦いができたと?

▼ゼウス「もともと外れているリミッターをいつも付けている状態なんで。それを元の外した状態にしているって感じですかね。まだまだ面白いですね。まだまだもっともっと外れるかなってぐらい崔選手とやってたら思うんで。もっとできますね。それは崔選手も一緒じゃないですかね? まだまだもっとできると思うんで」

――この勝利で地元大阪での三冠挑戦が決まった。去年、ベルトを獲った時と同じ7月の大阪というシチュエーションとなるが?

▼ゼウス「去年獲ったのが7月29日で、今年は7月28日。これ、自分も去年獲ったけれど、1回しか防衛できなかったんで。次は必ず獲って、できるだけ防衛したいと思ってます。もう先を見据えて。必ず自分が獲って、しばらく防衛して、自分の時代を築きたいと思っているんで。今年前半のほうはなかなか思うように活躍できなかったので、後半のほうは全力で。タイトルを獲って、活躍したいなと思ってます。はい。もういいですか? 僕は意外とお喋りなんですけど、カメラを向けられたら、あまり喋らないほうなんで。シンプルに生きているんで、こんなもんでいいですかね?」

――今のチャンピオンをどういう風に見ている?

▼ゼウス「素晴らしいチャンピオンだと思います、みんなの言う通り。けど、ただ言えるのは、彼にないものを自分は持っているんで。自分がそれを大阪で見せて、彼から必ずベルトを獲る。いや、素晴らしいですよ。素晴らしい」

――フィニッシュ前のフロッグスプラッシュはかなり珍しいと思うが?

▼ゼウス「青木さんもやってましたよね。青木さんがやってたから、やってたわけじゃないんですけど、たまたま青木さんがやってた技に僕も辿り着いたわけで。実はフロッグスプラッシュ、前々からトップから寝ている相手に飛ぶ技をまたをしようかなと。エルボードロップか考えてたんですけど、自分らしいのはフロッグスプラッシュのほうかなと思って。大阪プロレス時代とか、ハッスルの時代はフロッグのほうじゃなくて、普通のボディプレスをやってたんですよ。野村がやっているような。ちょっと野村との形もあれなので、次はフロッグにさせていただいて。もっと高く飛んで、華麗なというか、華があるフロッグスプラッシュを見せて。本当に1つ1つの戦いというか、技でお客さんに感動していただけるようなものを提供していきたいと思ってます。技は正直そんな増やす気持ちはないんですよ。その代わり、増やす時はそれに心を込めて増やしているんで。ドロップキック1つ、フロッグスプラッシュ1つ。技っていうのは、僕にはラリアットとチョップだけあっても戦えるかもしれないですけど、その中でも技をちょっとちょっとね。必要…そうですね、全日本プロレスでもっとお客さんに喜んでいただくためにも、戦ってチャンピオンになるためにも、必要な技を増やしていく形ですかね。皆さん、今日はありがとうございました。7月28日、三冠戦、必ず地元大阪で勝って、三冠チャンピオンになります。皆さんどうか応援よろしくお願いします。全日本プロレス、そして俺たちの人生は祭りやで。わっしょーい! わっしょーい! わっしょーい! ありがとうございました」

【崔の話】「まあ、状況関係なく、あれが俺とゼウスの戦い。場所は関係ないから。プロレスって凄い幅広いと思うんですね。レスラーってコミッションがないから、これがレスラーって言えばレスラーになれるし、本当に幅広い業界。だけど、やっぱり俺とゼウスでそこのトップっていうのはこんなに体張っているっていうのを見せたいし、そういう戦いでした。まあ、チャンピオン決めるなんて、タイトルマッチ組むのなんて、俺は簡単やと思います。組むだけならね。ベルトもそう。獲るだけなら、誰かはなれる。そうじゃない。俺は負けたから言う権利ないけど、今日の戦いをもってどうするか。そこだけでしょう。今日の戦いをもって、ずっと30年、40年同じことをやってて、芽が出なかったら、辞めたほうがいいでしょ。俺は今日の戦いをもって、今日の戦いを背負って、負けましたけど、地道ながら世界に出ていきたいと思います。来月は韓国、さらにアイルランド、ロンドン。笑われてもいい。俺なりにね、今日の戦いを無駄にしたくないですね。必ず戦いはやったあとに何かを生まなければ意味がないと俺は思っています。どんなちっちゃなことでも。きついな。また頑張ります。ありがとうございました」


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