2019/6/14 10:34

「平成スポーツ史 1989-2019」から馳せるプロレスリングあれこれ【多重ロマンチック的ぼくらのプロレス】

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「平成スポーツ史 1989-2019」から馳せるプロレスリングあれこれ【多重ロマンチック的ぼくらのプロレス】
4.0

2019年4月23日から発売を開始したベースボールマガジン社・平成シリーズ。「平成スポーツ史 1989-2019」全6巻が5月22日の高校野球編リリースですべて出そろった。6巻の内容をおさらいしてみよう。

■vol.1 プロ野球編
■vol.2 ラグビー編
■vol.3 大相撲編
■vol.4 プロレス編
■vol.5 サッカー編
■vol.6 高校野球編

思えばJリーグができたのも平成。平成スポーツの歴史は我々が見てきた、感じてきたスポーツそのものの足跡とほぼ同じ。全てに目を通すだけでも壮観だ。全巻をそろえると、9枚セットのトレーディングカードがもらえる応募者全員サービスのプレゼントつき。トレーディングカードのうちあけは。

■吉田義人(ラグビー)
■グレート・ムタ(プロレス)
■松坂大輔(プロ野球)
■松井秀樹(プロ野球)
■白鵬翔(大相撲)
■棚橋弘至(プロレス)
■オカダ・カズチカ(プロレス)
■五郎丸歩(ラグビー)
■大谷翔平(プロ野球)

……サッカー目当てでサッカー編から買い始めた人のためのカードは!? という気もしないでもないけれど、なんだか大人の事情もあるのでしょう。この面々の中でプロレスラーが3分の一。平成スポーツの三分の一はプロレスの歴史であったのだ(断言)!

さて、気になるのは平成プロレス史。読み比べると他競技版との違いはデータ集がないところ。野球であれば平成だけを集計した歴代成績表。チームごとに振りかえる平成ベストナイン、その他スポーツも歴代王者や大会遍歴があるのですが、プロレスはプロレス史の振り返りはあれど、数字やカテゴライズ分けしたデータは一切なし。

平成から始まったドームの試合熱戦譜。平成から始まった三冠ヘビー級歴代王者表なんのはあってもよさそうなもんですが、一切なしという割り切り。

なるほど、プロレスは記録の数字じゃない、記憶のスポーツだ! というベースボールマガジン社の声なき主張が聞こえてくるかのよう。もちろん、だからこそあえてプロレスを数字やデータから読み解くというのも面白いものなのですけれどもね。

スポーツ専門の出版社ベースボール・マガジン社。平成シリーズ以外でいえばテニス(テニスマガジン)、ボクシング(ボクシングマガジン)、陸上(陸上競技マガジン)、柔道(近代柔道)の定期専門誌もある出版社。それこそ平成真っ只中の90年代から2000年代初め 今よりもっと豊富なスポーツの雑誌を出版していました。

格闘技通信、ボウリングマガジン、綱引きマガジン、エトセトラ。ボウリングマガジンには正直、思い入れはないが、総合格闘技がプロレスの対岸にいたときは食い入るように読んだ格闘技雑誌。そして“赤坂5丁目綱引き選手権”において新日本プロレスが大分コスモレディースに負けた際には、敵情視察とばかりに読んだ綱引きマガジン。できれば平成期の振り返りエクストラ号として、これらの振り返りもちょっと見たい!

この記事を書いたライター: 漁師JJ

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