2019/4/13 18:00

同期・浅川を熱戦突破 吉田が悲願のSTRONGEST-K王座初戴冠

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同期・浅川を熱戦突破 吉田が悲願のSTRONGEST-K王座初戴冠
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『KAIENTAI DOJO 17周年記念大会 GRAND SLAM in 後楽園ホール』東京・後楽園ホール(2019年4月13日)
CHAMPION OF STRONGEST-K選手権試合=○吉田綾斗vs浅川紫悠×

 同期の浅川を熱戦突破し、吉田が3度目の挑戦で悲願のSTRONGEST-K王座初戴冠を果たした。

 浅川は1・13後楽園で滝澤大志を破り、STRONGEST-K王座奪取。初めて至宝を腰に巻くと、梶トマト、タンク永井と強豪を撃破して2度の防衛を果たした。そんな王者に挑戦を表明したのが同じく2015年デビューの同期・吉田だ。吉田は同王座3度目の挑戦となった。

 のっけから2人は感情むき出しの打撃戦で火花を散らす。浅川は吉田の蹴りを封じるべく、アンクルホールドやマフラーホールドなどで右ヒザ攻めを展開した。吉田も場外戦で浅川のリベリオン(ラリアット)を鉄柱に自爆させると、右腕攻めに打って出るが、王者は止まらず。後楽園ホールの床でボディスラムを放つと、今度は腰攻めに着手。エルボーやサッカーボールキックで腰を狙い撃ちにすると、ブレーンバスター、払い腰、ノーザンライトスープレックス、ブリザードスープレックスと投げに投げて吉田を追い詰め、こん身のストレッチプラムで仕留めにかかった。

 長時間捕まってギブアップ寸前となった吉田だったが、声援に背を押されるように執念でロープに手を伸ばす。そして、裏落としで反撃の狼煙をあげると、ミドルキック、フロントハイキック、サッカーボールキック、ランニングローキック、側頭部へのローキック…と蹴りまくった。

 浅川はリベリオンで一発逆転を狙うが、読んだ吉田は腕を絡み取り、吉田絞め(変型チキンウイングフェイスロック)でギブアップを迫る。場内は沸騰。先ほどとは真逆の展開となったが、浅川も粘りを見せてロープに足を伸ばした。

 吉田はなおも右腕攻めを仕掛けるが、浅川はうるさいとばかりに払い腰でぶん投げる。投げ捨てジャーマンスープレックスもさく裂。吉田もドロップキックやハイキックで抵抗を見せたが、浅川はバックドロップを押し潰すと、カウンターのリベリオンを一閃。両者大の字に持ち込んだ。続く打撃戦でも圧倒すると、リベリオンが避けられても、左腕ラリアットをズバリ。バーニングハンマーも完璧に決まる。

 しかし、吉田は沈まない。ハイキック2連発で巻き返しを図ると、再びリベリオンに被弾してもギリギリでキックアウト。なおもリベリオンにこだわる浅川を急角度の小股すくいスープレックスで投げ捨てると、こん身のジャンピングハイキックを発射。目がうつろになった浅川を必殺のバックドロップで引っこ抜き、熱戦に終止符を打った。

 吉田が3度目の正直で歓喜のSTRONGEST-K王座初戴冠を果たした。これまで新日本プロレスやG馬場追善興行など他団体のリングでも活躍してきた吉田だったが、今はK-DOJOに専念している。マイクを握った吉田は「自分はこの団体を選んだのは、この団体に残ったのは、この団体が…ここのみんなが好きだったからです」とその理由を改めて告白。場内は大きな拍手に包まれた。

 「だから、自分はもっとたくさんの人にこの団体を好きになってほしいと思います」と熱い思いを吐露すると、凶月を除く所属選手たちをリングに呼び寄せ、新団体名「2AW」(ACTIVE ADVANCE PRO WRESTLING)を発表した。

 「自分は夢だったプロレスラーになれて、夢だったSTRONGEST-Kのベルトが獲れた。次はこの団体、もっともっとたくさんの人が観に来て、もっともっと大きいところでやれるのが自分の夢です。そして、この夢はここにいる全員の夢です。この夢を今日、来てくれた皆さんに少しだけ分けたいと思いますんで、皆さん、自分たちと一緒にもっともっとデカいステージに行きましょう!」と輝かしい未来を見定めた吉田は、「だから、残りのK-DOJOも、そして、次の新しい2AWに、そしてチャンピオンの吉田綾斗に期待してください」と高らかに宣言。17周年興行をハッピーエンドで締めくくった。

 「K-DOJOという名前での最後の後楽園ホールでベルトを獲れたっていうのは、歴史に名前が残せてよかったなと思ってます」とホッとした様子の吉田は、「名前が変わってもこのK-DOJOの歴史が無くなるわけじゃないんで。自分はこのK-DOJOの良かった部分を全て残して、ファンの皆さんと一緒に2AWとして前進していきたいなと思います」とどこまでも前向きだった。

【試合後の吉田】
▼吉田「まず浅川とここに立てて。まあ、自分の本当の理想の形の浅川じゃなかったかもしれないですけど、ユニット的にそうなだけで、正直リング上は楽しかったし、あいつとこの周年記念のメインに立てたっていうのは正直嬉しかったです。そして、このベルト。やっと自分の夢だったこのベルトを獲れて、次に自分は向かっていかないといけないんで。まだK-DOJOは残りちょっとありますし、名前が変わってこのK-DOJOの歴史が無くなるわけじゃないんで。自分はこのK-DOJOの良かった部分を全て残して、ファンの皆さんと一緒に2AWとして前進していきたいなと思います。ありがとうございました」

――新しい団体名の印象は?

▼吉田「自分の希望も入っているんで。正直、これでいこうという意志はみんなで固まっているかなと思います。もちろん最初は意見が分かれたりもしたんですけど、もう決まっちゃえば、自分たちは一丸となってそこに向かって突き進むだけなんで。これからもっともっとデカくしていきたいと思います」

――ようやく巻いたベルトの感触は?

▼吉田「やっぱり夢だったし、同期に先に獲られたくないとかいろいろあったんですけど、今はとにかく嬉しいなと。K-DOJOという名前での最後の後楽園ホールでベルトを獲れたっていうのは、歴史に名前が残せてよかったなと思ってます」


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