2018/10/9 19:00

平成最後のドームIWGP決戦へ大激論 疑問符連発の棚橋に王者オメガが通告「一切妥協せず完膚なきまでに破壊する」

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平成最後のドームIWGP決戦へ大激論 疑問符連発の棚橋に王者オメガが通告「一切妥協せず完膚なきまでに破壊する」
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 新日本は9日、東京・明治記念館で会見し、『WRESTLE KINGDOM 13 in 東京ドーム』の第1弾カードを発表。IWGPヘビー級選手権試合「ケニー・オメガvs棚橋弘至」が正式に決まった。平成最後のドーム大会のメインイベントで至宝ベルトを争う二人はこの日の会見で1時間近い大激論を展開。王者・オメガが「棚橋の全てを吸い尽くしてやろうと思っている。一切妥協はせず、完膚なきまでに棚橋を破壊する」と逸材に引導を渡す構えをみせれば、棚橋は「品がない」と王者に疑問符をつけまくった上で、「過去最高のコンディションで絶対にリングに上がって、必ずベルトをもう一度巻きます」と復権を誓った。

 10・8両国大会でIWGP王者・オメガが飯伏幸太、Codyとの3WAYマッチに勝利し、3度目の防衛に成功。G1覇者・棚橋はジェイ・ホワイトに雪辱を遂げて権利証を死守し、2019年1・4ドーム決戦のメインが両者によるIWGP戦に決まった。棚橋がオメガに苦言を呈してきたことで、イデオロギー闘争と位置づけられる一戦となったが、この日の会見でも両者は相容れず。1時間近くにわたる大激論を繰り広げた。

 棚橋にある不満の一つが至宝・IWGPベルトの現状について。「今ベルトの権威、IWGPの権威というのをファンの人も意識しなくなってるんじゃないかなと。それはやっぱり選手がどうしてもベルトを巻きたいんだっていう気持ちがみえにくいから」と分析。両国での3WAY戦も「飯伏もCodyも仲間で、シェイクハンドから始まって激しい攻防があった。けど、その攻防の中でテーブルとか使う必要あんのか?」と首をかしげた。プロレスをより広めたいとの思いがあるからこそ、「ケニーは世界的に評価されてるし、どんどんプロレスを好きになってる人が増えてるけど、戦い方が初めてみる人には理解できない部分が非常に多い」と疑問を感じずにはいられない。

 「ここ最近のケニーの試合を観ていると、その飯伏との二人の関係性だったり、BULLET CLUBのいざこざだったりというのがファンに伝わる前に、戦ってる自分たちだけ気持ちよくなっちゃってる感じがする」。批判的な言葉をオメガに向けた棚橋は「プロレスは激しく厳しいものであっても、残酷なものではあってはならない」と持論を展開。「技術も確か、ビジュアルもいい、運動能力も凄い。けど何かが違うなというのを感じていて、昨日気づきました。プロレスに品がないです」と手厳しく言い切り、「ベルトというものを目指すべき位置に置いていてほしいというのがあるし、チャンピオン=ケニー・オメガ=新日本ってなってくるので、顔なのでね。このままじゃいけない」と危惧している。

 ならば己の手でオメガを頂点から引きずりおろすしかない。勝てば約4年ぶり8度目の戴冠。「コンディションから言えばケニーとは雲泥の差があるのはわかってます」と前置きしたうえで逸材は「東京ドーム今まで何回も出てきましたが、過去最高のコンディションで絶対にリングに上がって、必ずベルトをもう一度巻きます」と平成最後の東京ドームでの頂点返り咲きを誓った。

 対するオメガは4度目の防衛戦。6・9大阪城での初戴冠から4ヵ月が経過し、すっかり“新日本の顔"となった感がある。棚橋とは2016年2・14長岡大会のIWGPインターコンチネンタル王座戦(オメガが勝利)以来、約3年ぶりの一騎打ち。G1に優勝し、権利証争奪戦でオカダ・カズチカ、ジェイ・ホワイトを突破してきた棚橋に一目を置いてはいる。それに「確かにお前はこの団体の暗黒気を乗り越えて新日本を支えてきた立役者かもしれない」と認めてもいるが、オメガにすればそれは過去のこと。「今現在この団体を引っ張っているのは俺。俺の方がもちろんパワーもあり、スピードもあり、若さもあり、お前よりも大きな夢を持っている。だから俺は新日本を世界規模の会社にできたんだ」と強調した。

 「自分の夢の方が、これから見据えているビジョンの方が大きい」と自負するオメガは東京ドームの大舞台で棚橋に完全に引導を渡すつもりでいる。「飯伏を引き入れて、いつの間にか、本人はそのつもりはないかもしれませんけど、ヒールというポジションからベビーフェース、応援される側にフェースターンして」との棚橋の発言を逆手にとって、「俺は完全にヒールに徹する」と宣言。「棚橋はこれがIWGPのベルトを獲るキャリア最後のチャンスだということもわかっているはず」と認識したうえで、「棚橋の全てを吸い尽くしてやろうと思っている。一切妥協はせず、完膚なきまでに棚橋を破壊する」と予告した。

 二人の考えは平行線。オメガの「もちろん二人の考えは違ったものだが、あのリングでわかるのは、よりどっちがより強いプロレスラーであるかだ」との言葉通り、平成最後のドームIWGP決戦でその主張をぶつけ合い、雌雄を決するしかない。

 なお、1・4東京ドーム大会のキャッチフレーズが「プロレス!冬フェス!イッテンヨン!!」に決定。大会テーマソングはレゲエパンクバンド「SiM」が書き下ろした楽曲「LiON'S DEN」に決まった。

☆1/4(金)東京ドーム『WRESTLE KINGDOM 13 in 東京ドーム』15:30開場、17:00開始

▼IWGPヘビー級選手権試合
[挑戦者/G1 CLIMAX 28優勝者]
棚橋弘至
(1/60)
ケニー・オメガ
[第66代王者]
※オメガ4度目の防衛戦

※全8〜10試合予定\n

【会見の模様】
▼棚橋「久しぶりに東京ドームのメインに帰ってきました棚橋です。まだあまり考えがまとまっていないので、言葉足らずな部分があったら、この後の質疑応答で聞いてください。プロレスに対して、盛り上がって、楽しんでもらって、最終的に何とか勝てばいいじゃんというふうに思ってずっとやってて。それは表面的に見たらケニーと近い部分もあるのかなと思ったんですけど、昨日のメインを観た感想。ビジュアル、運動能力、全てにおいてね、3選手ともスキがなく、素晴らしかったんですけども、試合終わってから、あぁ、そういえばこれ、IWGPのタイトルマッチだったね、という印象かな。IWGPの権威、IWGPの扱い。IWGPのベルトはアクセサリーじゃないから。それにずっとモヤモヤしてた部分があって、昨日の試合に関して言えば飯伏もCodyも仲間で、シェイクハンドから始まって激しい攻防があった。けど、その攻防の中で、握手で始まってるのにテーブルとか使う必要あんのかなと。試合の中でいくつもホワイ? なぜ? 何で? 仲間同士で使う必要があるの? 俺はプロレスっていうものを広めたいと思ってずっとやってきて、それは初めてプロレスみた人が疑問に思うことがあってはいけない。ケニーは世界的に評価されてるし、どんどんプロレスを好きになってる人が増えてるけど、戦い方が初めてみる人には理解できない部分が非常に多い。ホワイ?が多い、というのが僕の意見です。コンディションから言えばケニーとは雲泥の差があるのはわかってますけど、それでも俺は何とかします。東京ドーム今まで何回も出てきましたが、過去最高のコンディションで絶対にリングに上がって、必ずベルトをもう一度巻きます」

▼オメガ「今この瞬間に、この記者会見の場に立っている二人がデジャヴのように感じられている。既視感が凄くある。それもそのはず2016年、俺たち二人は歴史を作ろうとしていた。ところが残念ながらお前はケガをしてしまった。人間はもろいもので、ケガはつきものである。だが、そこから数年が経って、驚くことに今年に入ってお前はまた東京ドームのメインイベントに立つという役割を担うためにここに帰ってきた。疑いなど全て押しのけて権利証をG1で勝ち取ってみせた。IWGPチャンピオンと対戦するために。それは素晴らしいことだと思う。しかし、(6・9)大阪城ホールでこのベルトを獲って、この団体を今、引っ張っているのを証明してみせたのは誰かを考えてほしい。確かにお前はこの団体の暗黒気を乗り越えて新日本を支えてきた立役者かもしれない。だが、今、この団体を引っ張り、使えない若手のプロレスラーたちにしっかり給料が払われるように尽力しているのは誰かを考えてほしい。それはお前じゃない。昔からの伝統を引き継ぎ、日本のプロレスをけん引してきたかもしれないが、それでは世界を変えられないんだ。ここで対戦が決まったが、それはお前が勝つためじゃない。ファンが今、お前に対して声援を送ってくれているのは明らかに明るいものではない。あれは祈りにも似た声援だ。みんなお前がリングに立つと不安で心配で、リングの上で死ぬのではないか。死なないでくれと応援、祈りのために声援を上げているんだ。しかし東京ドームのメインで俺は一切情けをかけることはしない。プロレスのイデオロギー、お前の考えは置いておいて全力で倒しにいく。ここで大切なのは、お前がメインのリングに立てるのは俺のおかげであるということだ。今の新日本があるのはお前のおかげかもしれないが、今現在この団体を引っ張っているのは俺であり、俺についてきてくれた外国人レスラーたちは俺に対して感謝するべきだと思う。全ては東京ドームのリングでわかることだと思う。理想論などは関係ない。もちろん二人の考えは違ったものだが、あのリングでわかるのは、よりどっちがより強いプロレスラーであるかだ。そして俺の方がもちろんパワーもあり、スピードもあり、若さもあり、お前よりも大きな夢を持っている。だから俺は新日本を世界規模の会社にできたんだ。お前ではダメだった。お前では小さな池の中で泳いでいるちょっと大きな魚ぐらいの規模でしか大きくならなかっただろう。これが試練になるかもしれないが、もちろん自分の夢の方が、これから見据えているビジョンの方が大きいと思っている。そして払ってきた犠牲も大きい。お前は映画、ドキュメンタリーで楽しんでいればいい。俺は未来のためにここにいる」

――「お前は賞味期限切れ」との発言があったが?

▼棚橋「それも言葉が足りない部分があったと思うんですけど、ケニーのプロレスが食傷気味なんですよね。プロレスは激しく厳しいものであっても、残酷なものではあってはならない。僕はそういう考えですね。技術も確か、ビジュアルもいい、運動能力も凄い。けど何かが違うなというのを感じていて、昨日気づきました。プロレスに品がないです。そういった意味です」

――賞味期限切れ、品がないとの発言を受けて?

▼オメガ「新日本プロレスの一員として戦っていることに関してとても光栄だと思っている。そこは新日本という団体に感謝しなければいけないところだと思う。自分のプロレスの美しさ、そしてアートを発揮する場を与えてくれたことに対してだ。だが、今、品がないといった発言はどうかと思うので意見を言わせてもらう。不思議なことに、その品のないプロレスをみて、困難な状況を克服することができたという人がたくさんいる。たとえばうつ病で悩む人、アルコール中毒で悩む人、そういった人たちが自分のプロレスを見て、つらい状況を克服できた、インスピレーションをもらったと言ってくれている。もし棚橋のコメントにあったように、自分のプロレスに品がないのであれば、そのような人は現れないのではないか? と同時にこれだけグッズが売れていることに関しても疑問を投げかけたい。自分自身がフィギュアになったり、Tシャツの売り上げが伸びていたり、オールインというイベントに関しても自分が信念を持ってやっているプロレスに品がなければ、あれだけ特別なものにはならなかったと思う。先ほどのコメントでも言ったように、我々は人間であり、人間はもろいものだ。しかし相手のやっていることに対して、もう少し配慮をもってコメントすることも大事ではないかと感じている。棚橋は常にさまざまな公の場でのコメントで自分に対してネガティブなことを言ってきた。逆に俺はそのコメントに対して、できる限りポジティブなメッセージを投げて、自分の気持ちを伝えてきたと思う。それはなぜかといえば、棚橋がタイトル戦線にいなかったという事実が大きい。しかし事実は変わった。もう言葉だけで言い伏せられる時は過ぎた。俺たちはリングの上で戦わなければいけない。棚橋は勇気をもって派手な新しいコスチュームを着て、ファンの『GO ACE!』という呼びかけにパワーをもらってリングに上がるのだろうが、それに対して一切妥協はせず、完膚なきまでに棚橋を破壊しようと思う。俺のやっているプロレス、これこそが品があり、そして最高に有利なものだと信じている。その有利な方法で完膚なきまでに彼を叩きのめし、辱めたいと思っている」

――昨日のコメントで「好き勝手やりやがって」との発言があったが、それはIWGPだけでなく新日本全体が荒らされているという思いから?

▼棚橋「まずはそのベルトのことですかね。今ベルトの権威、IWGPの権威というのをファンの人も意識しなくなってるんじゃないかなと。それはやっぱり選手がどうしてもベルトを巻きたいんだっていう気持ちがみえにくいから。そういうところを感じますね。あとはBULLET CLUBというものがあって、飯伏を引き入れて、いつの間にか、本人はそのつもりはないかもしれませんけど、ヒールというポジションからベビーフェース、応援される側にフェースターンして。で、本人はね、そんなつもりはないと思うんですけど、俺はね、飯伏をうまく使ってるようにしか見えない。飯伏を自由にしてあげた方がいいんじゃないかなと。うん。もちろんプロレスラーはファンの方に応援してもらって、ファンから凄ぇなっていうリスペクトを勝ち取ることも重要なんですけど、同じプロレスラーからあいつと戦いたい、凄ぇ選手だっていうリスペクトを勝ち取ることもこの仕事では同じぐらい重要なことだと僕は思ってます」

――「飯伏を自由に」という発言について?

▼オメガ「ヒールだとかベビーフェースだという言葉も聞かれたが、2018年にもなってその言葉にどんな意味があるのか? 俺自身は飯伏との人間関係を皆さんの前で披露してきた。それは世界を変えるためである。そういったプロレスラーとしての役割は本当に意味のないことだと思っている。最初のコメントから3回目になるが、俺たちは生身の人間だ。そして俺はファンの皆さんとも自分自身がつながれるような真のストーリーを語り続けている。逆に棚橋はどうだろう? 彼はヒーローのような顔をして真実を偽っている。裏では全くヒーローという姿ではなくポンコツだ。自分自身も完ぺきな人間ではない。だが、ケニー・オメガとして、そして本名のタイソン・スミスとして自分自身を試合ごとに日々、披露し続けている。そしてファンのみんなとつながっているんだ。我々はみんな一緒、我々は一つ。そういった自分と飯伏の関係、自分とファンの関係をも今のコメントは否定しているような気がした。とても古い考え方だ。飯伏が自由になるのは関係ない。彼が今、俺といることを選んでいるんだ。そして俺は彼が成功するためなら、いかなるサポートもいとわない。ゴールデン☆ラヴァーズはタッグとしても、それぞれがシングルで戦う時もサポートし合う仲なのだから。だが、その古い考えというものについて考察してみた。新日本は40年以上の歴史を誇る由緒ある団体だ。だったらその古い考えを今一度思い起こしてみよう。ヒールとベビーフェース。では今回の対戦に関してはエースにヒーローになってもらおうじゃないか。そして会場中が棚橋に対して声援を送るところを見たい。俺は完全にヒールに徹する。棚橋を完全に破壊するところまで戦い抜いてやろう。そしてファンが声援を送りながらも棚橋最後の試合になるのではないか、その不安を現実のものにしてやる。それが実現したとして、俺が気を悪くすると思うか? いや、完全にヒールに徹するんだから、そんなことはない。棚橋はベビーフェース、俺はヒール。やろうじゃないか」

▼棚橋「あのさ、別に俺がベビーフェースで、ケニーにヒールをやってほしいとかじゃないんだよね。その変わっていくことがすべて正しいみたいなところをちょっと止まって考えてみてみてよ。全部がいい方向に変化していくわけないじゃん。いい変化もあれば、そうでない変化もある。変わることも大事だけど、俺はプロレスっていうものの本質はこんだけ文化として伝統として長く続いてるんだから、プロレスの本質っていうのは今も昔も変わらない。ただ、その発信方法、伝え方、表現。表面上のものが変わってるだけだと考えてます」

――救出に駆けつけたオカダについては?

▼棚橋「また凄い角度から質問をぶち込んできましたね。まぁこの会見でオカダに触れるのはちょっとニュアンスが違うんですけど。まぁ俺から言うことはないですね。すいません」

――ベストバウトマシーンだが、今回はベストバウトにする気持ちはない?

▼オメガ「一回だけインターコンチネンタルのタイトルをかけて棚橋とは戦ったことがある。当時の自分にしては自分自身に誇れる試合展開ができたと思っている。ただ、それはその時点でのことだ。しっかりと自分に向かってくる弾丸をよけることができていたか、どのような試合ができていたか、自分で振り返って2年経って進化を遂げた。プロレスというものも時を経て進化した。だが、その2年の間に棚橋は取り残された。チャンスをやったが、彼はその時ケガをしてした。その時と同じシチュエーションで対戦が決まった。お互いに痛んでいるし、最高の試合ができるかどうかと問われれば、それはするけど、プロレスをどう見るか、その人それぞれの視点にもかかってくるだろう。東京ドームのメインは最高の試合になる。それはわかっている。棚橋はこれがIWGPのベルトを獲るキャリア最後のチャンスだということもわかっているはずだ。そのエネルギーやここまで払ってきた犠牲も全てリングに捧げるのだろうが、俺は棚橋の全てを吸い尽くしてやろうと思っている。そして、その最後の姿をファンは目の当たりにし、永遠に記憶することになるだろう。プロレスとしては最高の試合になるとは思っている。だが、スポーツとしてどうか? それはわからないが、ストーリーとしては最高のものになると思う。このプロレスのレジェンドが最後のチャンスをかけて戦い、そこで息絶える。そんなストーリーは映画になるぐらい素晴らしいだろう。そんな映画を自分自身は監督したいし、プロデュースしたいと思っている。レジェンドが最後に崩れ落ちるところ、それをみせたい」

――今の発言を受けて?

▼棚橋「2016年の長岡のインターコンチで僕が負けて、そこからケニーがどんどん速度を速めて、一気にトップに駆け上がっていったっていうのはあるんで。あそこでもし時間を戻れるなら、あのインターコンチの試合をもう一回、あそこで止めてればなという思いはありますけど。あの時、戦った印象、今のケニーとあの時のケニー、どっちが俺好みのプロレスラーかって言ったら、あの時のケニーの方が俺はよかったなと思います」

――平成最後の1・4ドームだが、意識する?

▼棚橋「無茶苦茶意識します。そういう節目節目で名を残したいじゃないですか。平成最後のG1 CLIMAXで優勝した。平成最後の東京ドームにしっかりと棚橋の名前を刻みます」

――オメガ選手は元号を理解できる?

▼オメガ「(日本語で)わかりますけど、はい。やっぱり東京ドームの最後の最後でグッバイ&グッナイトで締めたいですけど。平成とかちょっと関係ないんですけど、普通に東京ドームの最後のあとにちゃんと締めたいです」

――3WAYへの疑問を口にしていたが、何が気に食わないのか? 怒りの理由は全て言い尽くした?

▼棚橋「特に3WAYがどうのこうのということではないんですよ。プロレスラーはファンの皆さんに楽しんでもらって、盛り上がってもらってというのが僕の中であります。ただ、昨日の試合だったり、ここ最近のケニーの試合を観ていると、その飯伏との二人の関係性だったり、BULLET CLUBのいざこざだったりというのがファンに伝わる前に、戦ってる自分たちだけ気持ちよくなっちゃってる感じがするんで。そういうふうに感じます。怒ってるというのは、そのベルトというものを目指すべき位置に置いていてほしいというのがあるし、チャンピオン=ケニー・オメガ=新日本ってなってくるので、顔なのでね。このままじゃいけないなっていうことで、そういう言葉になりました」

――G1で優勝して得られる挑戦権もあれば、リングの上で「友達だからタイトルマッチやろうよ」という形で挑戦権を得られてしまうところ?

▼棚橋「うーん、今ケニーが俺は飯伏のためだったらどんなサポートもすると言ったけど、例えば飯伏が『俺はIWGPのベルト巻きたいんだけど』と言ったら、どうやって協力するのか? 『ベルトあげるよ』ってなるのか? 違うでしょ。いろんな矛盾とホワイ?が内包してるというか、そこは並び立たないというか。そういうふうに思います」

▼オメガ「今のコメントにあったようなことを実はあんまり自分の中では深く考えていない。言わせておけばいいかなと思っている。IWGPヘビー級のベルトがケニー・オメガであり、それが新日本プロレス。じゃあもう一つ先を考えてみよう。俺はこれまで記録にも記憶にも残る伝説的なパフォーマンスを繰り広げてきた。史上最高のプロレスラーとして。だが、自分=新日本プロレスだとは思っていない。俺こそがそういった団体の垣根を飛び越えた、全てのプロレスにおける顔なんだ。そうなるべきものであり、それこそがゴールデン☆ラヴァーズであり、自分であり、ジ・エリートなんだ。棚橋、もしお前が本当の意味でこの団体の顔になりたいのであれば、このベルトを俺から獲り返してみればいいだろう。もしベルト=新日本、その方程式が本当のことであれば、このベルトを獲りにくればいい。だが、もし本当にそうなったらどうだろう? そうはならないと思うがね。なぜならお前にはそのような力量もないし、もう力も残っていない。ファンとの本当のつながりすらもないのだから。お前がつながっているファンなんて、あと何年もすれば消え失せる人たちだ。今、俺がお前のために、この団体のためにやっていることは世界に向けてのことだ。なのにお前は飯伏を倒し、G1に優勝した。飯伏だけじゃない。オカダと戦い、スイッチブレードと戦い、G1の頂点に立った。それはそれでいいとして、本当にお前がここからトップに立っていけるのかというのは本当に疑わしいことだ。もしこのベルトを取り戻すことができたのなら認めてやるが、残念ながらそれはこの団体の未来が消える時でもある。さよならを言う時がくるのだろう。俺が尽力してきたこと全てが無になるのだから。もし獲れるようだったら一番最初におめでとうと言いたい」


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