2018/2/10 14:57

えっ?藤田の頭文字は「S」?招待席を凶器にした諏訪魔の胸中!遂に再戦?!諏訪魔vs藤田!

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えっ?藤田の頭文字は「S」?招待席を凶器にした諏訪魔の胸中!遂に再戦?!諏訪魔vs藤田!
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世界タッグ王座陥落直後の諏訪魔を、藤田が急襲!


 先週末、盛り上がりを見せた全日本プロレス横浜文化体育館大会(2月3日)で、遺恨が再燃した。諏訪魔の試合後、藤田和之、ケンドー・カシン、NOSAWAの、はぐれIGFインター軍団が乱入。諏訪魔をKOしたのだ。諏訪魔と藤田と言えば、実は古くは4年越しの因縁を持つ2人。何度も対戦が浮上しては立ち消えになった過去がある。

 この度、3月25日の全日本プロレス・さいたまスーパーアリーナ大会での激突が濃厚となった両雄。しかも、互いにパートナーを引き連れての6人タッグ対決が有力視されるが、諏訪魔の発案で「場外カウントなし、反則裁定なし」の完全決着ルールが採用される可能性がある。

 いったいなぜ、これほど物々しい事態になってしまったのか。両雄の過去の因縁をリポートする。

チャンピオン・カーニバル公式戦での、偶然の産物


 幕開けは2014年の4月23日、全日本プロレス後楽園ホール大会におけるチャンピオン・カーニバル公式戦・諏訪魔vsカシンだった。カシンが、事前に、セコンドとして“S”を連れて来ると予告。そのイニシャルから、IGFのサイモン猪木取締役、澤田敦士、鈴木秀樹、はたまた以前、同団体の代表を務めていた白石伸生氏の名も取りざたされた(事実、白石氏が標榜していた節のある「ガチンコプロレス」と書かれたTシャツをカシンは当日のゴング前に掲げ、踏みつけるアクションをしている)。

 ところがカシンが連れて来たのは、藤田和之。“S”とは、「しょっぱい小川(直也)と組んだ藤田和之」のことだったとか。諏訪魔はリング上から藤田を一瞥。そして、試合中には場外で睨み合うシーンも。そして、諏訪魔はこの試合、カシンにスモールパッケージホールドでまさかの敗退。「試合に集中したかった」との諏訪魔のコメント通り、藤田の存在に気を取られた感は確かにあった。対する藤田の諏訪魔へのコメントは、「知ったこっちゃない。(カシンが)勝ったから帰るよ」とにべもないもの。“S”の予告が合致しないことから見ても、これはあくまで唐突な遭遇であり、以降、対決の機運が盛り上がることは、この年内はなかった。

「向こうが諏訪魔の気持ちを踏みにじったことは、俺も覚えておく」(秋山準・2015年5月6日)


 対決への予兆がし始めたのは、翌2015年から。諏訪魔がことあるごとに、IGFの話題を出し始めたのだ。同団体サイドの鈴木や澤田も反応するが、結局、3月まで動き無し。ところが、同時期の専門誌インタビューで、諏訪魔が、IGF側とコンタクトを取ったことを明言。これが表に出たことに、IGF側も素早く呼応。4月11日のIGF大阪大会では、藤田が試合後一席ぶった。「去年、全日に行った時にいた図体でけえの(=諏訪魔)。来るんだったらくればいい。覚悟してな」さらにサイモン猪木も「今日(4月11日、全日本は)休みだったんですよね?だったら来ればいいのに。乱入して来ないのが寂しいくらい。猪木イズムじゃないですけど、闘いですよね。(ましてや)馬場イズムの選手が来たら、そうなりますよね」と発言。IGFの次回興行である5月5日の大阪大会で、カードを空けて待っているとの旨を示した。

 はたしてその大阪大会に諏訪魔は現れたが、スーツ姿でしかも藤田の試合中。実は自分の交渉役を(サイモン猪木と交流のある)上井文彦氏に任せており、その成り立ちの上での行動。当然、藤田は激怒。「今すぐコスチュームに着替えて来い!」としたが、翌日の全日本プロレスの後楽園ホール大会のチケットをIGF側に渡し、諏訪魔は去って行った。

 渡したチケットは、東側『は』列の2番と3番。リングサイドの3列目だったがIGF勢は来ず、空席に。すると諏訪魔は自身の試合で、「なんで来てねえんだよ!」と叫び、その空席となったパイプ椅子を振り上げ、大暴れ!試合後、「バカにしてる。それを期待して来た客もいただろうに。お客さんをふみにじるってのは良くないよ。回答を求めるよ」。この諏訪魔の発言から、来場に関してはある程度の合意を得ていた可能性がある。秋山準は、こう発言している。「それが向こうの作戦なのかも知れないけど。まあ、ヤル気があったところで、向こうは、“鶴の一声”(後述)で変わったりするから」。

 2日後、IGF側もコメントを出した。「知り合いからの会場の写真で空席が目立ち見送った。猪木会長から『運のないところと付き合うな』と言われてる」……。そう、“鶴の一声”とは、アントニオ猪木の意向のことであった。

諏訪魔、岡林vs藤田、関本で初激突!


 時代錯誤のように思えなくもないが、猪木の“全日本嫌い”は有名だ(もちろんそれが、新日本、全日本がお互いのらしさを維持し、交わらぬことこそ業界の意味があるという底意も含めて)。2000年、NOAH勢の大量離脱で、戦力が川田利明と渕正信の2人だけになった全日本プロレスは、新日本プロレスとの対抗戦に打って出る。実のところは新日本側からのオファーだった。だがこれに、猪木が猛然と反対したのは有名だ。「使うな!全日本なんて!なんで(2人しかいない団体を)助けるんだよ!」この時期の猪木が、全日本の分裂騒動を皮肉ったダジャレに、「元も子もなく、皮だけが残った」(※元子夫人と川田をかけている)というものもあるほどである。しかし、当時の交渉役だった永島勝司氏の次の一言であっさりと矛先を収めたというから、さらに驚く。「後ろに、(象徴としての故・ジャイアント)馬場がいるじゃん?川田を倒せば馬場を倒したことにもなる」。これで怒りを収めるわけだから、今更ながらに馬場へのライバル意識の強さもわかろうもの。なお、馬場直系の三沢光晴が新日本の東京ドーム大会のメインを張った2002年5月2日(vs蝶野正洋)、来場していた猪木は、この試合を観ずに、会場を後にしている。

 結局、諏訪魔と藤田の対戦が先ずはタッグで実現したのは、2015年11月15日、天龍プロジェクトという“第三者”のリングだった。だが、両国国技館におけるこの一戦も、すんなりとは行かなかった。

全日本プロレスの会場に鳴り響いた「炎のファイター」(オーケストラ・バージョン)(2015年11月1日・青森)


 先立つ11月1日、藤田が全日本プロレスの青森大会に乱入。諏訪魔の試合後、カシンの呼び込みによりテーマ曲とともに私服姿でリングに現れると、まだ触れ合ってもいないのに、「年末、いい席用意してやるよ」と(諏訪魔に)ニヤリ。これはその年の大晦日のIGFの興行で諏訪魔と一騎打ちをしたいという意向を示したものだが、その直前に、藤田が諏訪魔をこう挑発する。「お前ら全員、解雇なんだろ?もう全日無くなるんだろう!?」約1ヶ月前に潮崎豪が退団し、揺れる全日本プロレスを痛烈に揶揄したのだ。激怒した諏訪魔は藤田のシャツをビリビリ破き、コメントルームでも、「昔、アントニオ猪木が“全日本は潰れる”って言ったけど、まだあるだろうが!オレは全日本に命懸けてるんだよ!」と怒りは収まらなかった。

 迎えたタッグ対決。互いに先発を務めながら数分間、ほぼ動きなく睨み合う両雄。見かねたそれぞれのパートナーの関本大介と岡林裕二が割って入ろうとするが、両雄がそれを蹴散らし、再び睨み合い。藤田の張り手を合図に遂に絡み合う2人。藤田をロープに詰めると、諏訪魔は藤田の目に指を入れようとする。場外乱戦では、藤田が右手の指から出血するという異常事態。岡林が関本を下す形で試合が終わっても、場外で両雄は睨み合い……またシバキ合い!

 2人の絡みだけみると、殺気立つことこの上ない試合だったが、「天龍源一郎引退試合」のセミで行われたこの一戦。会場や動画で観たファンの方々は、この2人より、以下の印象の方がより強いはずだ。試合後、起った「大日本」コールの凄まじさの方が。諏訪魔と藤田と絡みより、体を全力でぶつけ合う関本と岡林のバトルの方が、会場の支持を得たのだ。逆に言えば、2人の絡みはファン不在の試合だったのだ。同試合後、諏訪魔はこんなコメントを残している。

「スイングするかしないか。もっとグチャグチャでもいいんだけど……プロレスって、やっぱり難しいよ」

 猪木は昨年を境に、IGFから外れた。そして迎える、本年3月の1年5か月ぶりの再戦に、完全決着ルールの採用が見込まれるのは、かような予想不能な部分を鑑みてだろう。口あたりのいい試合にならない可能性は極めて高い。逆に言えば、目の離せないことも否定出来ないだろう。

 正式決定を、心して待ちたい。

この記事を書いたライター: 瑞 佐富郎

コメント

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  • 藤田はどんどんパンパンになっていくな
    まだステロイドやってんのかな

    ID:6202697 [通報]
    (2018/2/14 20:13)
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  • 藤田はプロレス界の恥さらし。いくら身体能力があって総合格闘技な強さがあろうとも、プロレスラーとしては失敗作だし欠陥品。正直こいつをプロレスラーとは呼びたくない。

    ID:1543202 [通報]
    (2018/2/17 1:58)
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