2018/1/20 11:35

えっ?秋山と猪木が会話?永田がNOAHの〇〇を絶賛!アジアタッグ挑戦決定!秋山&永田組特集!

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えっ?秋山と猪木が会話?永田がNOAHの〇〇を絶賛!アジアタッグ挑戦決定!秋山&永田組特集!
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2月3日、野村直矢&青柳優馬の持つ王座に挑戦!


 さる1月10日、全日本プロレスからBIGカードが発表された。秋山準が永田裕志と組み、アジアタッグ王座に挑戦することが明らかになったのである。秋山の正パートナー、大森隆男の(頸椎椎間板ヘルニアによる)欠場を鑑みての処置でもある今回の挑戦。互いに1992年デビューである同期タッグの2人。さらに所属団体の違う“越境タッグ”と言えど、6人タッグを含めれば、既に5度も組んでおり、東京ドーム、日本武道館でのメインも経験済み。その歴史は今年で17年目を数える至高のコンビである。積み重ねて来た重みが違うこの両雄のタッグのヒストリーを、今回は紐解いてみたい。

秋山のリングインの際にロープを開ける配慮も(永田。2001年7月27日)


 2人が最初に手合わせしたのは、ご存じ、2001年の3月2日、橋本真也率いるZERO-ONEの旗揚げ戦にて。「橋本&Xvs三沢&秋山」の「X」に永田が名乗りをあげたものだった。この「X」、当初から本当に決まっておらず、そういう橋本の性格をリアルに感じていた永田が、カード発表直後、それではと立候補。それも、その時、新日本プロレスにいた記者にその旨を記事にしてもらう形で機運を盛り上げキャッチボール。2月15日には、この件で三沢と橋本が都内で緊急会談。「永田ならXの肩透かしではない。オールラウンドな印象があるし、試合もやりにくくない」(三沢)、「喜んで行く。いい試合ができると思う」(秋山)という反応を引き出し、機をみるに敏な永田らしい方策で、夢の対決にこぎつけたのだった。

 以降、ホットラインを得た永田と秋山。同年5月18日の、NOAH札幌大会では、秋山が入場時に永田の敬礼を真似、さらに試合ではナガタロック2を披露。「サービスです(笑)」(秋山)。さらに6月6日の新日本プロレスにおけるIWGP戦:藤田和之vs永田には、秋山が駆けつけ、永田とともに入場。会場には金丸の運転する車でスーツ姿で現れるも、入場時にはしっかり「NOAH」のTシャツに着替えてアピール。当時の自身のユニット「スターネス」じゃないところも場を的確に読む秋山らしさか。しかも、実はこの時、猪木とも挨拶をかわしており、「頑張れよ。プロレス界を面白くしてくれよ」と声をかけられたとか。因みに、この際、金丸はライガーと会い、会話。こちらも、その後の両団体のジュニア勢の交流と無関係ではないだろう。

 続く7月27日、NOAHの日本武道館大会(GHC戦:三沢vs秋山)においては、今度は永田が来場。しかも、自らの入場時、花道の途中で秋山が敬礼気味に振り向くと、スモークの中から永田が登場するという粋な演出!小ネタだが、この日、NOAHの試合を全部観た永田が、「小川(良成)選手の試合がとにかく素晴らしかった。レスリングが巧い」と絶賛していたのも実に興味深かった。なお、この日は永田の付き添いで棚橋も来場。会場の隅からNOAHの激闘に熱視線を送っていた。2人はこの2年後、GHCタッグを奪取しており、その前段となったと言っては言い過ぎだろうか?

武藤との絡みでは、秋山による逆シャイニングウィザード披露も。


 そして同年10月8日、遂に2人は初タッグを結成。場所は新日本プロレス東京ドーム大会。相手は武藤&馳。「プロレス50周年ドリームマッチ」と銘打たれた一戦は、もちろんメインエベント。試合は秋山がナガタロック2、永田がエクスプロイダーを披露するという“競演”も見せ、永田が馳を抑えて快勝。戦前、「まだ二流なんだよ」と秋山を評していた武藤だったが、試合後は「さすがはNOAHの若頭です」と絶賛。同試合は、オカダ・カズチカが、ファン時代に観たベストバウトに挙げている。

 翌2002年2月17日、2人は再タッグを結成。場所はNOAHの日本武道館大会。相手は何と三沢&小橋。これは膝の怪我からの、小橋の約1年1ヶ月ぶりの復帰戦だったが、こちらは秋山が小橋を抑えて完勝。しかも小橋はこの試合で左膝の靭帯を断裂し、またも長期欠場に陥った。「心配です。俺のキックが1発、カウンター気味に入ったけど、その時かなあ?」と、後日、永田がコメントした一方で、「三沢&小橋は過去の栄光のチーム。僕らは現在進行形のチームだから負けるわけには行かなかった」と、試合後、ニコリとせずいい放つ秋山が印象的だった。

勝利の際は、ナガダンスも披露!(永田。2011年8月30日)


 以降、マット界の中心人物として闘い続けて来た両雄のタッグ結成は3回。前回から年を経ること約9年半の、2011年8月30日の永田のプロデュース興行では、中邑&矢野と対戦(後楽園ホール)。エクスプロイダーを同時に発射したかと思えば、同時に“白目式腕固め”も披露!翌2012年には、互いのデビュー20周年を祝し、2試合、トリオを結成。9月9日、永田の地元の千葉・東金アリーナ大会では、望月成晃を引き入れ、中邑&オカダ&高橋裕二郎と激突。ここでは秋山、永田が同時に“白目式腕固め”を披露するのみならず、望月もアンクルホールドで白目にトライ。9月17日には大阪・ボディメーカー・コロシアムで、秋山&永田&潮崎vs高山&鈴木みのる&マイバッハ谷口が実現。こちらの秋山20周年記念試合では、秋山はフロントネックロックで、永田は腕固めで、潮崎は裸絞めで白目を同時披露していた。

 以上、見て来たように、近年の3試合は、記念碑的な意味合いでの結成となっていた秋山&永田。もちろん白目での共演も興味の一つにはなろう。しかし、永田が折に触れて言う、以下の言葉を思い出して欲しい。「闘魂三銃士と四天王(三沢、川田、小橋、田上)。僕らと、見せて来たものは確かに違うと思う。だけど、同じ年の時の、僕ら(第三世代)と彼らのコンディションを見比べて欲しい。どっちがより鍛錬してるか、それでわかるはずだから」。それは秋山にも当てはまることであろう。

 永田が秋山と組む際、掲げるチーム名は「アンチエイジングス」。意外にも、タッグでは初のタイトル挑戦となる両雄。当たり前だが、武藤&馳、三沢&小橋に勝っているチームなど、この2人しかいない。アジアタッグの歴史に、更なる重みを刻むか、期待したい。

この記事を書いたライター: 瑞 佐富郎

コメント

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  • お互いのエクスプロイダーもリスペクトしあってるのかな

    ID:6202697 [通報]
    (2018/2/3 3:01)
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