2017/12/30 12:46

あの長州も断髪!初めて坊主になったあの有名女子レスラー!みのるvs後藤で決定!「髪切りマッチ」特集!

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あの長州も断髪!初めて坊主になったあの有名女子レスラー!みのるvs後藤で決定!「髪切りマッチ」特集!
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髪切り&セコンドなし、場外カウントなしの特別ルール!


 いよいよ近づいて来た2018年1月4日、新日本プロレス東京ドーム大会。その中で異彩を放つのが、第5試合に位置されたNEVER無差別級選手権試合だ。さる12月18日、王者・鈴木みのるが、挑戦者・後藤洋央紀と、同試合にベルトのみならず髪の毛を賭けて戦うことを受諾。そもそも、後藤側から髪の毛を賭けることを明言してのこの試合は、全プロレス団体含めての東京ドーム大会初の、髪切りデスマッチともなる。

 日本で最初の同デスマッチは、1969年4月20日、サンダー杉山&ラッシャー木村vsタンク・モーガン&ドリー・ディクソンの間で行われ(国際プロレス)、杉山と髪の毛を賭けたモーガンが敗れ、リング上で丸坊主に。とはいえ、そもそもこのモーガンの髪の毛が豊穣とは言えなかったため、余り盛り上がらなかった背景がある。しかし、髪をかけるのが後藤であれば、そうはならないだろう。

 今回の当欄は、この髪切りデスマッチを特集したい。

結局、控室で坊主になった志賀


 そもそも坊主頭がファッションとして定着しているためか、男子団体では、なかなか見られぬ髪切りデスマッチ。新日本においては、1996年2月3日、当時、正規軍だった野上彰(現AKIRA)vs平成維震軍の小林邦昭が有名。くすぶっていた感のある野上が小林に勝利し、小林のセコンドの齋藤彰俊が躊躇しながら少しずつハサミを入れるのだが、小林はこれに激怒。自らバリカンを要求し、リング上であっさりと丸坊主に。「腰の据え方が違う。レスラーは結局、個人個人のあり方なんだなと」と感銘を受けた野上は、ほどなくして平成維震軍入りしたのだった。

 昭和プロレスにおける長髪の象徴、長州力が負けたことも(1995年6月17日)。勝者の平成維震軍の頭領・越中詩郎にその髪を渡した長州は、「これからどうするんだ?」と一言。かつて天龍とのタイトル戦試合前、「俺たちの試合にベルトなど関係ない」と、ベルトを投げ捨てたことのある長州だけに(1985年6月21日)、髪を賭けるなど副次的要素に過ぎないという、らしい皮肉が感じられた。

 NOAHでも行われたことが。2007年11月19日、白GHCを賭けて、王者・志賀と川畑が対戦。そう、互いにパートナーだったパンチパーマ軍団「パンパース」だったにも関わらずの髪切りマッチだった。パートナー同士ゆえ、両者一緒に入場し、最後は、勝った川畑が志賀にバリカンを入れるも、パンチパーマが堅いため、上手く刈れないというオチ。白GHCらしいユーモアもあったが、試合自体は互いに肉体を張り合う好勝負だった。

 近年の新日本では、2010年6月19日のIWGP戦、棚橋vs矢野が有名。入場ゲートに、理容師はおろか、理髪店のサインポールまで設置される徹底した一戦は棚橋が勝利。決着後、急所打ちや飯塚の乱入等で悪あがきを試みた矢野だが、棚橋サイドにTAJIRI、KUSHIDAが助太刀に現れ、結局丸坊主に。その際、棚橋はこう言い残したのだった。「女性の綺麗な髪の毛には興味あるけど、男の髪の毛に、興味はないなあ……」

「しばらく気に入って、ショートにしてた」(尾崎魔弓)


 そう、「髪は女の命」というように、日本における髪切りマッチは、女子プロレスの方が断然ビッグマッチでのそれが多い。一番古い記録となるのが、1983年5月7日のジャガー横田vsラ・ギャラクティカ。ジャガーが負けて坊主姿になるのだが、ジャガーと言えば、女子プロレス有史以来、史上最強と言われた女傑。その、いわば女版猪木とも評されたジャガーが女子初の髪切りマッチに挑み、ひいては潔い坊主姿を見せたことには、勇者としての敬意を禁じ得ない。

 最も著名とされるのは、やはり1985年8月28日、大阪城ホールにおける長与千種vsダンプ松本。長与が敗退し、ファンの悲鳴と号泣の中、髪を刈られるのだが、諦念はなく、何度もそこから長与が逃げ出そうとする姿が、逆に胸に迫る。大変だったのはこの後。ダンプが乗るバスを、熱狂的な長与ファン約500人が取り囲んだのだった。ファンはほとんど女性で、女にとって髪を切られることがどれほどのことなのかを、逆に示される格好となった。ただ、そのダンプは同試合で、長与の髪に少しだけバリカンを入れると、あとはレフェリーにまかせて、とっとと帰ってしまった。その姿に、ダンプの方にも同じ女性としての葛藤があったとみるのは、うがち過ぎだろうか?

 逆なケースと言えるのが、2003年4月6日、尾崎魔弓&KAORUvs長与千種&広田さくら。尾崎のロングヘアーに対し、長与がショートのため、尾崎が「お前らはファン10人連れてこい。負けたら一緒に坊主にしろ」という条件をつけたが、尾崎側が敗退。すると、尾崎はハサミを自分で奪い、「他人に切られるのが嫌だったので」、自分で坊主に。しかも試合後は、「いや~、丸刈りがこんな気持ちいいと思わなかったね。何だか生まれ変わったみたい。髪も傷んでたからちょうどいい」と大喜び。尾崎が負けた瞬間は喜んでいた長与ファンが、尾崎自らの断髪には逆に悔しがっていたほどであり、まさにヒール女王としての面目躍如だった。

 ベビーフェイス同士の珍しい髪切りマッチとなったのが、1992年8月15日の豊田真奈美vs山田敏代。好敵手同士だった2人が、互いに掛けられる極限を、という気持ちを胸に同試合を選択したのだが、いざ山田が負け、ハサミを渡されると豊田は号泣。そのハサミで自分の髪を切るシーンも。そして、いざ山田の髪が刈られ始めると、ファンが1人、2人と、次々に席を立ち、帰宅して行く。この光景は、豊田の胸に、強烈な印象として残っているという。山田は試合後、豊田同席のもと、こう語った。

「自分たちは、髪をかけるくらいプロレスに賭けていることをわかって欲しい」

 先述の長与vsダンプ戦では、1万2千人の大観衆の前での髪切りとなった。来年1月4日の東京ドームでは、敗者は過去最多の観客の前で髪を刈られることになる。その果てしない重みを胸にした両者の熱いファイトに、ぜひ期待したい。

この記事を書いたライター: 瑞 佐富郎

コメント

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  • 今回の髪切りデスマッチ、ライターさんが挙げた過去の試合と比べて盛り上がりませんでしたねぇ。もともと坊主に近いみのるが髪切ってもなぁ…
    かつて殿は白使スタイルで入場したので、今回坊主にして完全に新崎人生リスペクトで行くのかと期待しただけに残念です。

    ID:9644 [通報]
    (2018/1/5 20:11)
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  • 試合の位置がが中盤だったりしたのも要因でしょうがとにもかくにも試合は九分九厘みのるにリードされて何とか勝利したにもかかわらず肝心の髪切りは潔く(一度退場しようとしたけど)自らバリカンを入れたみのるに見せ場持ってかれてポケーッと突っ立ってるバカ殿に問題あるかと。

    ID:880655 [通報]
    (2018/1/6 18:27)
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  • 後藤を殿って呼ぶ人たちが癌。
    もうベテランの域だしこのポジションが限界。
    オカダの排泄物を1年間食べ続けるくらいしないと何も変わらない。

    ID:5154231 [通報]
    (2018/1/6 23:27)
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  • 髪を切ることよりみのるさんがバリカンを手にしたときの後藤のアクションが欲しかったわ じっと見てるだけだから後藤はいつまで経ってもこのポジションにいるんだと思うけど 案の定次の日に新日本のタイトルの中でネバー挑戦表明する選手いなかったな 無差別なんだからヒロムとか狙いにいけばええのに

    ID:6166812 [通報]
    (2018/1/9 23:39)
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  • ↑イッテンゴのバックステージでEVILが挑戦表明してますよ

    ID:880655 [通報]
    (2018/1/12 13:00)
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  • 正直ベルトより髪の毛の行方が気になってた
    後藤に髪切らせて心機一転させりゃ良かったのにね...

    元々坊主に近いみのるが切ってもしょうがないよね

    ID:6202697 [通報]
    (2018/1/13 22:04)
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