2017/11/14 10:10

忍者WARSで見る“浮世”【多重ロマンチック的ぼくらのプロレス】

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忍者WARSで見る“浮世”【多重ロマンチック的ぼくらのプロレス】
5.0

11月11日(土)、12日(日)、茨城県・ワープステーション江戸で「忍者WARS2017」が行われた。忍者WARSは2016年からシアタープロレス花鳥風月を中心に行われるイベントで、プロレス、アイドルライブ、コスプレイヤーによる撮影会がNHK大河ドラマなどに使われる江戸の町並みの中で行われる複合フェス。江戸侵略をもくろむ悪の魔天軍vs四聖軍という大軸のもとさまざまなジャンルが点で絡み合うのは見どころの一つだろう。

昨年は3日間の開催中、3日間とも雨に降られ、鈴木秀樹選手らが城や砦で暴れまわるなど伝説となったが、今大会も熱戦、珍戦、水中バトルと通常のプロレス会場では味わえないファイトが繰り広げられた。

プロレスにおいては第1部メインイベントで政宗選手がプロレスエリアを飛び出し、武士姿のスタッフから木の棒を奪い攻撃。鈴木秀樹選手は瓦井寿也選手を見張り砦に連れ出し、放置。戻ってきた瓦井選手をブルドッキングヘッドロック状態で捕獲すると、想像以上のロングラン&スピードランの末、鉄柱に激突させるデンジャラスな体験アスレチック殺法を見せつけた。

第2部ではレフェリー不在の中、バトルロイヤルを行い、敷地中央の鯉も泳ぐ池(というかお堀)に落ちたものが勝利権をなくしていくというワープステーションならではの試合形式「バトルロイヤル式池ポチャデスマッチ」を展開。次々堀へ落される選手たちだが、裁く権利のあるものがいないため、水中に落とされてもチョップを打ち合い、試合は続行。最終的には全員が落とされ、水のしたたるいい男&いい女に。

ゴングが打ち鳴らされた後も、アドレナリン放出状態のレスラーたちは、石垣を横目に逆水平。小舟に乗り込んだ選手も水面の梅沢選手につかまると、そのままブレーンバスターで投げられスプラッシュ。HAMATANI選手は船上からケブラーダするなど、周囲で撮影していたコスプレイヤーの目線も止まるほどの衝撃シーンが重ねられた。

魔天軍vs四聖軍というテーマは時間とともにどこかに行き、フリだけでオチがないのが花鳥風月イズム。いつかきちんと起承転結の「転結」部分もしてほしいと願いつつ、忍者WARSは来年も見たいと思える一日を繰り広げた。

平安時代、「つらい世の中」を意味した「浮世(憂世)」という言葉は、元禄の時代に入ると「つらいなら浮かれてしまえ」と浮世絵に代表される享楽的、現代風といった意味合いとなったそうだけど、秋風の中、激闘を繰り広げた選手たちのテンションは、まさに浮世という言葉の移り変わりを表しているかのようだった。

しかし、スターウォーズ・ダースシディアスのコスプレ姿で来場し、いつの間にかまたリングで戦い、さらに水の中でも戦っていた力(ちから)選手。着替えとか大丈夫だったんだろうかと心配だ。誰よりも超たのしそうだったけど。

<第1部>
■第1試合 ウルフ・スター☆&ウルフ・スター☆Jr.vsマッチョ・マイケルズ&ウルフ・レディー☆
○Jr.(スモールパッケージ・ホールド)マッチョ
■第2試合 MUWA&HAMATANIvsゼロノス&河邑嘉哉
○MUWA(体固め)河邑×
※ラリアット
■第3試合 鈴木秀樹 政宗  瓦井寿也 ウルトラマンロビン
○鈴木(エビ固め)瓦井×
※ニードロップ

<アイドル&マスクマン>
■特別ルール かしま未来りーな&ウルフスターvsケミカル⇄リアクション&IHタイガーライス
○かしま未来りーな(ダンス対決による勝利)ケミカル⇄リアクション×
○ケミカル⇄リアクション(椅子取りゲームによる決着)かしま未来りーな×

<第2部>
■メインイベント バトルロイヤル式池ポチャデスマッチ
試合参加:梅沢菊次郎、力、瓦井寿也、マッチョ・マイケルズ、ウルフ・スター☆&ウルフ・スター☆Jr.、ウルフ・レディー☆、HAMATANI、ゼロノス、唐澤志陽、服部健太など
(勝者不明。試合結果はすべて主催者発表ではないので注意)

この記事を書いたライター: 漁師JJ

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