2016/11/19 10:06

プロレスを続けさせた“恩人”の一言! 髪を赤くした意外な理由! 期待の“時限爆弾”、高橋ヒロム特集!

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プロレスを続けさせた“恩人”の一言! 髪を赤くした意外な理由! 期待の“時限爆弾”、高橋ヒロム特集!
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「愛読書は、週刊プロレス!あと、『月刊ムー』です(笑)」(ヒロム)


各レスラーの、デビュー戦後のコメントは興味深い。「目標はダイナマイト・キッドです」(棚橋弘至)という溌剌としたものから、「これからリング上で(お世話になった方々に)恩返ししていきたいと思います」(YOSHI-HASHI)という泣かせるもの、果ては、「やってみて楽しいと感じました。アマチュアで大舞台とか経験してるので、緊張とかはなかったですね」(矢野通)という、今に通じるふてぶてしいものまで。



その中で、こんなものもあった。「親にこんなにいい名前をつけてもらったのに、(負けて)申しわけなく思ってます……」。この男こそ、高橋広夢。11月5日の新日本プロレス大阪大会に“時限爆弾”として現れ、来年1月4日の東京ドーム大会には、高橋ヒロムとしてIWGPジュニア王座への挑戦も決定している、まさに注目株だ。今回の当欄はこのヒロムというレスラーの深層を、彼が尊敬する4人のレスラーから探りたい。



「海外修行で、料理が、特にパパイアをむくのが上手くなりました(笑)」(ヒロム)


学生時代は陸上競技に勤しんだヒロム。中学1年の夏休みにたまたまテレビで見た「G1 CLIMAX」決勝戦、蝶野正洋vs高山善廣に興奮(02年8月11日)。「あまりにもカッコ良くて、自分もこんな強い人間になりたいと思って」、その場でプロレスラーになることを決意。実際、ヒロムの尊敬するレスラーの1人に、蝶野の名が入っている。



10年にプロデビューし、影響を受けたのは、金本浩二。一騎打ちをした際、“ジュニアの蹴撃番長”とも言われるその喧嘩スタイルに、大きく影響を受け、私淑した。(11年6月18日・大阪府立体育館)。



13年6月よりは、イギリス、メキシコ、アメリカへと海外武者修行。世界を駆け巡っても、その夢が変わることはなかった。それは、「IWGPのベルトを巻いて、ゴールデンタイムで試合をすること」、そして、「IWGPジュニアのベルトを巻いて、IWGPヘビーのベルトを獲ること」。「ジュニアはヘビーの下じゃない!」が彼の持論であり、なにせ、その座右の銘も、「一寸の虫にも五分の魂」だから、本心であること、この上ない。よって、目標とする選手の1人が、IWGPジュニア王者ながら、同ヘビー級王座に挑戦したことのある、プリンス・デヴィットだ。本年11月5日に凱旋した姿も、ジュニアの枠に止まらぬスケール感だった。



そのニックネームは“赤い旋風”。これは彼の赤く染めた髪の毛から来ているのかと思い、そうした理由を、馴染みの記者が聞いたことがある。すると、ヒロムはこう答えた。「メキシコ時代、被っていたマスクが赤でしてね……」。一瞬、記者は何のことかわからなかったというし、また聞きで聞いた筆者もそうであった。ヒロムは続けた。「マスクからはみ出た髪も、色をそろえようと思って、髪の先だけ赤く染めたんです。そしたら、ちょうどその日のマスクを賭ける試合で負けてしまって。脱いだら髪の先だけ赤いわけですよ。これはもう、全部を赤く染めるしかないな、と……」。実を言って、ヒロムのプロレス人生も、そんな空振りの連続だった。



■「今の弱点?あえて挙げるなら、花粉です(笑)」(ヒロム)


新日本の入門テストを最初に受けたのは08年。だが落ちた。09年5月に入門成功も、デビューは10年の8月。時がかかり過ぎている。何の格闘実績もなかったことが理由の一つであることは疑いない。総合格闘技のリングを跋扈して来た柴田勝頼、桜庭和志の迎撃要員に指名されたこともあったが(12年9月)、その際のコメントは、「プロレスで喧嘩をするだけ」。金本に憧れたのも、自分は、その負けん気だけが最大の武器だと知ったからだった。



海外修行は、会社から期待されたものではなかった。なぜなら、自分から「行きたい」と手を挙げたのだ。理由をこう語る。「ヤングライオンは、いろいろとガマンしなきゃいけないことが多くて。正直、耐えられなかったです。厳しいのはいいんですよ。でも、試合で結果を出せない日々が続いて……。『一度、自由になりたい。外で自分を試してみたい』って……」



「練習生の頃は、何をやっても駄目だった」と認めるヒロム。道場で怒られ続ける毎日だった。そんなヒロムに、こう声をかけて来た先輩がいたという。



『俺で良ければ、プロレスを教えるよ』



「今でも忘れません。あの言葉がなければ、デビューすら出来なかった」と語るヒロム。発言の主は?「内藤さんです」



本年1月に一時帰国した際、ロス・インゴベルナブレス入りについても報道陣に問われたヒロム。その答えは以下だった。「トランキーロ、焦んなよ。それだけです」



ヒロムのドラマは、まだ始まったばかり。どこか昭和の匂いのする、努力型かつ叩き上げの彼が、今の新日本のリングにどんな絵を描くのか、楽しみにしたい。

この記事を書いたライター: 瑞 佐富郎

コメント

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  • IWGPのベルトをかけて、内藤と東京ドームで師弟対決。良いストーリーが出来そうだな。

    ID:1091830 [通報]
    (2016/11/19 18:08)
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  • 広夢もヒールになってますが中身はプロレス大好きで『ゴールデンでプロレスを』と熱いですからね。内藤の素はプロレス大好きな好青年。そんな二人が師弟…ってのも何かいいですね。二人の対戦…いつか観てみたいです。

    ID:5984 [通報]
    (2016/11/19 18:34)
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  • あのヒロムが親に対してあんな言葉を言っていたとはっ!内藤とも仲が良さそう!!

    ID:3616416 [通報]
    (2017/4/23 18:05)
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