2016/10/15 12:38

代打挑戦のIC大阪決戦!“内藤コンテンダーNo.1”ジェイ・リーサルはチャンスをムーブメントに変えられるか?

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代打挑戦のIC大阪決戦!“内藤コンテンダーNo.1”ジェイ・リーサルはチャンスをムーブメントに変えられるか?
4.5
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新日本プロレスは13日、10.10両国国技館大会「KING OF PRO-WRESTLING」で負傷したマイケル・エルガン選手が検査の結果、左目の眼窩底骨折を負っていたことを発表。11.5大阪「POWER STRUGGLE」までシリーズ全戦を欠場することとなりました。
代わってその大阪府立大会のメインイベント・IWGPインターコンチネンタル選手権を王者・内藤哲也選手と戦うことになったのは、ROHのジェイ・リーサル選手です。

今年1月の東京ドーム大会「WRESTLE KINGDOM 10」で新日本マット初参戦、2月の「HONOR RISING:JAPAN」からは内藤選手らLOS INGOBERNABLES de JAPONとの共闘も見られていたリーサル選手。
ですが8月のROHラスベガス大会「DEATH BEFORE DISHONOR」TVテーピングでの内藤、EVIL両選手と組んだ6人タッグマッチの際、前日にROH世界王座を奪った現王者・アダム・コール選手へばかり執拗に迫る試合運びが内藤選手の怒りの導線に触れたのかその共闘関係は崩壊。以来新日本・ROH両方のリングを股に掛けて遺恨が続いています。
エルガン選手のリマッチの機会というのが見られなくなってしまったのは非常に惜しいですが、それが消えてしまった今回内藤選手と1対1で今戦うべき状況にあるレスラー、大袈裟な言い方をすると「内藤コンテンダー」としては最上位にいるリーサル選手はまさに待望の登板といったところです。

ただ、1月のドーム大会から数えること10試合弱、バネのある動きを活かした空中殺法やフィニッシュのリーサル・インジェクションはインパクト充分である程度浸透していますが、大雑把な印象は「ランディ・サベージフォロワーのスニーキーなヒール」という感じで、マネージャーのトゥルース・マティーニや”真実の本”が目立っていたこともあり、まだまだその全貌は新日本のリングでは見られていない印象です。
また、先述のアダム・コール選手が5月にBULLET CLUB入りしてからは例のマネージャー・マティーニとも袂を別ち、ベビーフェイス寄りのポジションになってきてより印象が掴みづらくなった感もあります。
内藤選手とは先のラスベガス大会後は8月27日の「FIELD OF HONOR」では棚橋、アダム・コール両選手を加えた4WAY戦でのタイトルマッチ、9月30日の「ALL STAR EXTRAVAGANZA」ではシングルマッチで対戦、こちらは勝利を収めており、先に一度勝っているという状況ではあります。

ですが、ラフ等は見られなくなったもののまだまだベースとなっていたスニーキーなファイトが抜け切らず、内藤選手とスタイル的に被るところも大きいのか「完全勝利」「遺恨清算」とまでスッキリした終わり方に至ったことはありません。というようなところから、今回がジェイ・リーサル選手にとっての試金石になる一戦という見方でこの試合に臨みたいとも思います。
今回は新日本のリングで内藤選手が王者としてのタイトルマッチとなれば、大方試合をリードするのは内藤選手と思われます。内藤選手が作る新日本の試合の中で、例えば攻める時間も内藤選手のほうが長くなってきたら、どれだけ受けてその後効果的な一発を返せるか。またはリーサル・インジェクションを流れの中でどう上手く入れていくことができるか。あるいはリーサル・インジェクションに頼らない試合の作り方はできるのか。といったような感じで、どれだけ自分の良さを観ている人に確実に伝えることができるかというところをポイントとして観たいです。
さらに、ここからは私の勝手な期待かもしれませんが、先述したランディ・サベージスタイルではベビーフェイスとしては今ひとつ納得できるだけの何かが足りないという面もあるので、そこに関しても答えになるものが今回見たいとも思います。
リーサル選手には申し訳ない言い方ですが、「どっちが勝つか」に関しての興味はカードが変わったことで薄れた面もあり、またリーサル選手自身にとっても今回たとえ負けたとしてもそういったところで”結果”を目に見える形で残すことが「東京ドームの椅子を確保する」ことに繋がってくるのかもしれません。

件のラスベガス大会PPVでアダム・コール選手に敗れたタイトルマッチではジュニア戦士顔負けのトペをなんと5連発も放ったり、日本でも見せた自分より大きな選手も一瞬で大きく抱え上げて落とすバックドロップの豪快さなど目を引くところはこれまでもあるにはありましたが、新たに開けてくる引き出しのヒントになっていたりはするのでしょうか。一時はTV王座との二冠を保持し、完全にROHの頂点をほしいままにしていたリーサル選手だけに、まだまだ奥の深さを感じたいものです。
先日のフィンレー選手などはそうでしたが、思わぬチャンスから新たな流れ・新たなムーブメントを生むことができるのか、そしてジェイ・リーサル選手は新日本プロレスの戦いの中心へ入っていくことができるのか、この一戦からそれが始まってほしいと思います。

この記事を書いたライター: Dr.マゼンダ

コメント

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  • 実力で言えば申し分ないのに、今一日本では浸透してないね。スポット参戦だと感情移入しにくいんだよね。
    でも良い意味で新日の客は名勝負一発で認めてくれるからチャンスだね。相手が内藤ってのも運が良い

    ID:1091830 [通報]
    (2016/10/15 17:03)
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  • リーサルって同日にROHの出場が発表されてるよね。同時にカマイタチがリーサル食いを宣言してる。これって…

    ID:1955648 [通報]
    (2016/10/18 10:16)
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