2016/10/7 13:32

あの男がこの”destino”を予言していた・・・!? ケニー・オメガ権利証”追試”マッチ!

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あの男がこの”destino”を予言していた・・・!? ケニー・オメガ権利証”追試”マッチ!
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新日本プロレスこの秋最大級のビッグマッチ・両国国技館大会「KING OF PRO-WRESTLING」は10月10日、今年も体育の日に行われます。オカダ・カズチカ選手がプロレスリング・ノアの丸藤正道選手の挑戦を受けるIWGPヘビー級選手権をメインに、セミファイナルにはG1 CLIMAX26を制し先日の広島大会で初防衛に成功したケニー・オメガ選手にそのG1で優勝決定戦を戦った後藤洋央紀選手が挑む東京ドーム・IWGPヘビー級王座挑戦権利証争奪戦がエントリーされました。
昨年同様、両タイトルマッチがこれ以降行われなければ、この日の2試合の結果をもって東京ドームでのIWGPヘビー級選手権のカードが決定するまさに大一番です。

広島サンプラザでのYOSHI-HASHI選手との試合後、勝利したケニー選手の前に後藤選手が挑戦表明。もともと「YOSHI-HASHIが勝ったら挑戦したい」という意向を示していたため、結果は変わりましたが荒武者のこのタイミングでの”出陣”は自然と想定されるところでした。
しかし、ケニー選手はそれに応戦する意思を一応は示したものの、
「一番大きい舞台で後藤を倒したんだぞ。どこにリマッチの必要がある?」
「いずれにせよ世界中の人が東京ドームを見る。時差のある国もあるだろう。その人たちが後藤の試合を見るために、夜ふかししたり早起きしてくれるか?」
という具合に、一度下した相手である後藤選手とのリマッチにその後藤選手を倒して手にしたはずの権利証を懸ける、というケニー選手にとっては借りもなければ特にうまみもない今回の一戦・ブリーフケースマッチにはやはり乗り気ではありません。また、観ているファンの方にも「どうして荒武者ですんなり決まったんだろう・・・?」という声もないことでないと思われます。

しかし、この流れをある意味「予測」していたのが、あの制御不能なインターコンチネンタル新王者・内藤哲也選手でした。
新日本プロレスのスマホサイトではもう毎月恒例にもなりつつある内藤選手のインタビュー記事ですが、9月2日に更新されたG1 CLIMAXを振り返る回にそのヒントがありました。
要約すると、「G1優勝決定戦というシチュエーションで既に会場ができあがり、盛り上がる気満々のお客さんの前では、何をやっても会場は沸くんだから」と、内容の良し悪しについては分からないとしながら、「G1優勝決定戦じゃないケニーvs後藤をもう一度観てみたい」と付け加え語っていました。
もちろん結果的に一致した出来事でしょうが、確かにこの内藤選手の発言と同じように新日本プロレスとしても考えているようにも見えます。というのも、東京ドームというステージで戦うための権利証を保持しているケニー選手に対しG1ファイナルマッチとは違う、さらにプロレス界全体に波及する注目度のIWGP戦の一つ前というハードルの上がる舞台設定で「もう一度盛り上げてみろ!」という”追試”を課したようにも取れるのです。
また、G1 CLIMAXという大会を通して見ても、優勝決定戦もさることながら最終日前日と前々日のメイン、両ブロック最後の公式戦各試合の方をグッドマッチとして挙げる声も多く、G1を総まとめする意味も含めてのもう一度このカードということでしょうか。
プロレスを”観る側”としても筋金入りのキャリアを誇る内藤選手だけにこのカードを予想して当てることくらいは特に不思議なことでもありませんが、そのように考えてみると、なるほどこの試合に単なるリマッチ以上の興味が沸いてきます。

また、内藤選手はまだインターコンチ王者としては目立った動きを見せていませんが、少なくとも東京ドームまではケニー選手とは違う路線での間接的な勝負に留まることと思われます。
しかし、先述のG1公式戦では30分という時間的制約の中戦ったこともあり、双方ともに「いずれ決着をつけなければいけない相手」と認識している両選手です。このいかにも内藤選手らしいプレッシャーのかけ方にケニー選手は一つ思うところもあったりするでしょうか。少し話を脱線させるといずれやってくるであろうこの二人の再戦がとても待ち遠しく感じます。

言うまでもないことですが後藤選手とて二度も踏み台・通過点にされることはなんとしても避けたいでしょうし、東京ドームはメインまであと一歩・セミの舞台までは踏みながらもなかなか遠いもう一歩先へのチャンスを死ぬ気で奪いにきます。
それを断ち切ってもう一度下した上でG1同様、あるいはそれ以上に両国を沸かせ、”追試”もクリアしたケニー・オメガ選手が夢の舞台へ辿り着く、ということになるのでしょうか。これまで一度の移動もない権利証争奪戦の見方が、両国の試合を通してまた少し解ってくるかもしれません。

この記事を書いたライター: Dr.マゼンダ

コメント

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  • 府に落ちる感じがウケるのが、今の時代なんだと思う。逆に、提供側の狙いや事情が見え透いてしまうような展開は、許容されなくなってきたというか。プロレスに限らず、娯楽そのものに対するハードルが、全体的に上がってきてるので。

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    (2016/10/11 8:00)
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