2016/10/2 10:07

良血開花へ!デビッド・フィンレーのオクトーバーフェスト

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良血開花へ!デビッド・フィンレーのオクトーバーフェスト
4.7
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ふた月前まで黒のショートタイツを履いていたヤングライオンがいきなり1日おきに2つのタイトルマッチを戦うなんて、誰が想像できることでしょう。
新日本プロレス9.25「DESTRUCTION in KOBE」で行われたNEVER無差別級6人タッグ選手権は、飛行機トラブルのため出場できなかったマット・サイダル選手の代わりにデビッド・フィンレー選手をエントリーしての王座決定戦に変更。見事そのチャンスをものにして第8代の王座に戴冠、新日本では初となるタイトルを獲得しました。

「どれだけ頑張れるかは見所だけど、まさかベルトを獲っちゃうまでは・・・」と思っていたのは私だけではないことと思います。
BULLET CLUB入りから半年足らずながら、チームとしての試合経験も十分に重ねているアダム・コール選手とヤングバックスのチームに対し、ただでさえ新日本では初となるタイトルマッチという舞台で、3人では恐らく初めて組むであろう小島聡選手とリコシェ選手とのタッグ。連携やタッグワークどうこうよりもハイレベルな相手とその争いに「どうやって入っていくか」という部分でも不安はありましたが、ふたを開けてみればそんな心配も無用でした。

初めて組んだとはとても思えない、流れの中での目まぐるしい連携からフィニッシュではヤングバックス問答無用の十八番、モア・バング・フォー・ユア・バックのお株を奪うようにカミカゼからリコシェ選手のシューティングスターへ繋げての3カウント。
「これは・・・!」と思うものを一つ見せてもらったところでしたが、この日のフィンレー選手はこれに留まらず、なんとヤングバックスが敗れながらも誇示したジュニアタッグのベルトに堂々の挑戦表明。
それを受け10.10両国大会でリコシェ選手と組んでのジュニアタッグ選手権、6人タッグ選手権の初防衛戦は2日前の10.8魚沼大会で六本木バイスとオスプレイ選手のチームとラインナップされています。

先述した「二か月前までは黒のショートタイツのヤングライオンが・・・」という一気のステップアップも驚きましたが、何より風神・雷神こと小松・田中両選手や「今は”ヤング”ライオンではなく”青眼の獅子”」と称するジェイ・ホワイト選手といった同世代のライバルたちよりも早く、一番乗りでベルトを手にしたのはフィンレー選手というのが何よりセンセーショナルでした。
アクシデントもあって舞い込んできたチャンスとはいえ、たった一度で確実にモノにするというのは、理想的ではあるもののなかなかできる芸当ではありません。
共に修業期間を過ごした3人が旅立った後、自らも「ノーモアドージョー」と叫んで主張を始めてからわずか1シリーズ。フレッシュな明るいキャラクターは目立ちますが4人の中ではあまり主張する方でなく比較的大人しかったフィンレー選手がその大仕事を成し遂げてしまうとは、本当に良い意味でのショックをこの新日本プロレスのリングに起こしたような気までします。

8日の6人タッグ選手権では9.23鳥取で直接の勝利を挙げ、フィンレー選手にとっては今回の戴冠へ弾みをつけた相手・ロメロ選手率いるCHAOSジュニア勢、両国ではヤングバックスと再びの対決となりますが、さらにその後はジュニアタッグトーナメントも控えています。両国の結果やサイダル選手の動向次第ではありますが、10月はまさかまさかのフィンレー祭り・デビッド・フィンレー選手のひと月ということにまでもっていくことも不可能ではありません。
いつ誰が飛び抜けるか分からない今の新日本プロレス、次はケルティック・プリンス・期待の良血開花でしょうか。

この記事を書いたライター: Dr.マゼンダ

コメント

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  • この前、大会にいったらタイツだけでなく風貌まで変わってたから一見して誰か分からなかったです。
    棚ぼたとはいえチャンスをものにできたのは大きいですね。筆者の言われる三人の他にジュースも抜きましたから…元々センスはありそうだし、これからの展開が楽しみです。

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    (2016/10/2 13:33)
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