2016/9/23 11:52

決戦の地はポートアイランド!内藤哲也、”あの場所”へ出港なるか!?

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決戦の地はポートアイランド!内藤哲也、”あの場所”へ出港なるか!?
4.7

新日本プロレスの9.25神戸大会「DESTRUCTION in KOBE」、シリーズの大トリを飾るメインイベントは、第14代王者マイケル・エルガン選手に内藤哲也選手が挑戦するIWGPインターコンチネンタル選手権です。
内藤選手にとっては2011年5月、初代王者決定トーナメントを戦って以来となるインターコンチ王座獲りとなる今回の一戦。それどころかベルトの価値も内藤選手自身も5年前からすると幾重にも変貌を遂げている今となっては、「初挑戦」「初絡み」という言葉が実にしっくりきます。

G1 CLIMAXでは十八番の膝攻めでエルガン選手の破壊的なパワーの土台となる脚を殺し、文句なしの勝利。両国国技館での最終戦で再び相まみえるとまたもや勝利した試合後のリングから今度はベルトと共にエルガン選手を蹴り出す傍若無人ぶり。
これにエルガン選手の怒りのボルテージもMAXに達し、「俺はリスペクトすることの大切さを教わってきた。だがこの1年の内藤を見ていると、どうやらそのことを教えてやる人間が彼の周りにはいないようだ。ならば俺がその役割を果たしてやる。ぶん殴ってでもな」とベルトを懸けてのリベンジマッチを要求。

ところが、明くるシリーズに合流して数戦、未だ内藤選手がイニシアティブの奪い合いでは完全に優勢の感があります。
もとからエルガン選手はそういったことが気にならないリング上での圧倒的なインパクトがあり、エルガン選手自身もあまり気にするところではないのかもしれません。勝負はあくまでも本番のタイトル戦という姿勢でこれまでベルトも手にしてきました。
インターコンチネンタルのベルトを巻いて初めて迎える日本での防衛戦、エルガン選手にはこれまでの内容とともに「結果」も併せて求められます。ここで負けては、大阪城ホールでのラダーマッチを制して以来度々聞かれた「吊るしたベルトを捕っただけのチャンピオン」という声のまま本当に終わってしまいかねません。自ら思い描く王者像・チャンピオンロードにまず立ちはだかった大きな山、内藤選手をいかにして越え、チャンピオンとして今以上にファンの心を掴んでいくことでしょうか。

そして、IWGPヘビー級のベルトを落とした内藤選手が最初に挑戦することとなったベルトは”あの”インターコンチということになりました。
内藤選手にとっては「東京ドームのメインから引きずり降ろされた」、縁はなくとも因縁はあるこのベルトに挑戦する日が来るとはなかなか想像はできませんでした。ですが、夢のIWGPを一度手にしたことで心にゆとりもでき、視点を移す余裕も生まれたのでしょう。また一つタイトル戦線が開けた瞬間を目の当たりにするようでこちらもワクワクしてしまいます。

そして、それ以上に今の内藤選手には”わざわざ”このベルトを獲りにいく理由があります。
早くもそのような”キーワード”を挙げる「内藤支持層」のファンの方もチラホラ見かけたり、内藤選手自身も言葉にして表に出していたりもしますが、G1も獲れず、失ったIWGPも次のカードが決まってしまったとなれば、内藤選手にとっての「次に目指す場所」東京ドームのメインへ望みを繋げるには実はもうこのベルトに頼るしかないという状況でもあります。
制御不能の道なき道を拓いて1年、1月には1年半となっていますが、その集大成として辿り着くべき場所は一度手をかけながらも届かなかった「ドームのメイン」以外ありません。IWGP王者時代に軽く匂わせた「ファン投票」も今は本気でやるつもりかもしれません。それだけの「地盤」と「看板」はこの1年で十分なものにもなりました。

久々に「どちらの勝った景色も見たい」ような一筋縄ではいかないタイトルマッチかもしれません。どちらに転んでも「あの舞台」が見えてきそうなエンディングを期待して待っていたいと思います。
さあ、秋の入口に港町神戸はどちらの船を送り出すでしょうか。

この記事を書いたライター: Dr.マゼンダ

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