2016/6/15 13:06

コラボレーションの極意はプロレスで学べ【多重ロマンチック的みんなのプロレス】

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コラボレーションの極意はプロレスで学べ【多重ロマンチック的みんなのプロレス】
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さて、例を挙げることもはばかれるほど、プロレスと他業種のコラボレーションが百花繚乱となってきました。グッズに限らず、興行形態そのものも、アイドルやバンド、商店街や企業、結婚式でのプロレスも。もちろんこの異業種が組むというコラボはプロレスだけならず、例えば身近なコンビニの中を見渡しても多く見受けられます。お菓子の味でのコラボにはじまり、コンビニでのチケット発券なども広義ではコラボレーションの一形態。

新日本プロレスの鬼軍曹として知られた山本小鉄さんは、2008年。これからのビジネスは企業間コラボレーションの時代に入る。そしてそのコラボレーションの極意はプロレスのタッグにあると著書の中で記述しています。

(第6章)コラボレーションの極意はタッグマッチ
タッグはふたりで試合を組み立てなければいけません。
 そして、2倍の戦力を発揮しなければならないのです。2倍の戦力で戦うためには、コミュニケーションやリーダーシップ、パートナーへの思いやり、先見性など様々な要素を的確にする必要があります。
(中略)
 フォールされそうなパートナーを救出するカット。次の攻撃を組み立てる的確な指示。疲れたパートナーに交替を促すタッチワーク。
 そして、タッグ最大の武器である「ツープラトン」攻撃。プラトンとは小隊の意味。2個の小隊並の力を発揮する攻撃ということです。
 もちろん失敗すればダメージも倍増して帰ってきます。(山本小鉄著「山本小鉄の人生大学プロレス学部」実業之日本社刊)
タッグチームにも同じ力同士のタッグ、全く違うタイプ同士のタッグ、師弟タッグ等あるけれど、いずれにせよ互いの力を見極め、時に歩み寄り、思いやり、信頼することが大切。それは、企業タッグでも同じこと。

飲食店予約サービスで「Yahoo!予約」とコラボを果たした「予約・顧客台帳アプリ」のトレタ・増井雄一郎さんは、こんなことをおっしゃっています。

「簡単な例を挙げましょう。飲食店は予約で埋まっているテーブルを詳細に管理する必要があります。しかし、メディア側はユーザーに空席情報を提供できればいいので、テーブルが空いているかどうかさえ分かればよかったわけです」

また、メディア側には季節ごとのイベントやコースの特徴、プレゼントなどの特典の有無、店舗の利用用途など、集客プロモーションに役立ちそうな項目がいくつも立てられているが、トレタは飲食店向けソリューションゆえ、そこまで細かい項目は用意していなかった。

「つまり、同じ 『飲食店予約』という分野でも、立場が違えば必要とするデータ項目はまったく異なるわけです。そのため、お互いの違いを理解し、その差を吸収するための情報設計には、多くの時間を費やす必要がありました」
(中略)
企業間コラボを成功させるには、自分たちの立場や強みを明確にしつつ、相手の専門性に信頼を寄せられるかどうかが重要です。これは相手が大企業であれ、スタートアップであれ、おそらく変わることはないでしょう」(ヤフー連携の裏にあった2年半越しの「下準備」とは?トレタ増井雄一郎氏に聞く、企業間コラボの極意【特集:1を100にする開発戦略】 - エンジニアtype
「自分の立場や強みを明確にしつつ、相手の専門性に信頼を寄せられるかどうかが重要」。
まさにタッグチームのことを語っているようなフレーズではないですか。
相方を信頼するからには理解が必要。そして自らを信用してもらうためには、自分の得意分野を説明できることが最重要。プロレスは人生の縮図とよく言うけれど、これってプロレスやビジネスだけでなく、恋愛観など様々なものに応用ができますよね。

ウン、今日もプロレスは、僕たちに多くのことを教えてくれます。

この記事を書いたライター: 漁師JJ

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