2016/1/19 21:19

ファン不在の分裂騒動…SMAP独立・解散問題とプロレスの歴史

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ファン不在の分裂騒動…SMAP独立・解散問題とプロレスの歴史
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ここ数日、日本中の話題をかっさらっているSMAPの解散騒動。
私は一連の報道をプロレスとリンクさせて見ておりました。

国民的アイドルとあって、SMAPファンでない人にとっても知るところだと思うのでいろいろと説明は省きますが、問題なのはファンがないがしろにされているという点。
エンターテインメントを提供する立場は、それを支持する人・ファンなくしては存在しえないものです。
ところが、その利権を巡りファンを無視して関係者が争う…プロレスファンとして痛いほどその悲しさが伝わります。
プロレス業界も分裂、解散、吸収を繰り返してきた歴史があります。
各々の「信念」や「理念」、「理想」の違いから…というのが建前ではありますが、裏腹にその利権が争われていたのも事実です。

古くは日本プロレスの末期、“2局放送”という今では考えられない状態の中、放映権の問題から2大エースだったジャイアント馬場派とアントニオ猪木派で分裂、幹部の横領や裏切りなどもあり崩壊への道を辿りました。

全日本は馬場時代から四天王時代と隆盛を極めたものの、馬場の死後に社長へ就任した三沢光晴と馬場元子夫人が経営方針を巡り対立。
三沢はほとんどの選手・スタッフと、当時全日本をテレビ中継していた日本テレビを引き連れてプロレスリング・ノアを旗揚げ。

新日本は猪木の事業失敗による負債補填のため、第1次UWFを設立。
格闘技路線へ移行すると熱狂的なファンを生み出すも、経営悪化と佐山サトルが団体を私物化したことで所属選手との溝ができ、崩壊。
第2次UWFもスポンサーのSWSとの提携話や、一部フロントによる不正疑惑などでフロントと選手が対立、結果崩壊しました。

近年でも、分裂騒動は起きています。
2012年、全日本は経営悪化から株式100%をスピードパートナーズへ売却したところ、オーナーの発言などによりプロレス業界から孤立。
武藤敬司は株式を買い戻そうとするものの決裂、結果として半数以上の選手・スタッフを引き連れてWRESTLE-1を立ち上げました。

いずれの場合も、“ファン不在”によるお家騒動だと言えるのではないでしょうか。
今回のSMAPの独立・解散騒動もまさにファン不在、関係者による利権争いが原因であるとのこと。
1人の人間、1つの会社として考えた際、利益を優先して動くことは当然の考えです。
しかし、エンターテインメントである以上、ファンを無視した悲しい騒動だけは、どの業界でも起きてほしくないものですね。

この記事を書いたライター: YOSHI-NAGA

コメント

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  • でも「団体カラーの違い」について考えたことはあるかい? プロレスに限らずいかなる団体でもその「自然」な姿を観客に見せ続けないと、似たり寄ったりになってやる意味がなくなると思うよ。それでもあの時の白石は酷かったけど。

    ID:2129118 [通報]
    (2016/10/29 14:32)
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