2015/12/7 17:24

小田扉作プロレス漫画への傾向と対策【多重ロマンチック的ぼくらのプロレス】

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 小田扉作プロレス漫画への傾向と対策【多重ロマンチック的ぼくらのプロレス】
5.0

熱心なプロレスキッズおよび「勇気・友情・闘志」を胸に社会と闘うコロコロドラゴンアニキにはもうおなじみ、小学館「コロコロアニキ」創刊号から主人公を変え連載される小田扉さんによるプロレスギャグ漫画。

2015年12月現在発売される第4号で、その連作も4作目。ここでは4作の傾向と対策から、自作の主人公を探っていこうじゃありませんか。

コロコロアニキ創刊は2014年10月15日。「コロコロコミック」卒業生向けの新雑誌として創刊されました。キャッチフレーズは「小学生お断り」。掲載されたプロレスギャグ漫画は真壁刀義選手をフィーチャーした『怒れ!マカベくん』。選手名がカタカナであることからも、タイトルはコロコロの長寿野球ギャグマンガ『かっとばせ!キヨハラくん』(河合じゅんじ作)をオマージュしたものと思われておりました(なお、『キヨハラくん』もコロコロアニキで連載を復活させています)。

2015年3月、コロコロアニキ第2号発売。掲載作は『イヤァオ!ナカムラくん』。
同年7月発売、第3号では『こけしだよ!ホンマくん』掲載。

ん? と思う。確かにキヨハラくんも『やったぜ!クワタくん』や『ゴーゴー!ゴジラッ!!マツイくん』などスピンオフや後継作はあるけれど、タイトルの付け方の傾向が変わってきているぞ、と。

そして11月14日発売、コロコロアニキ第4号ではオカダ・カズチカ選手をイメージした主人公のギャグ漫画、その名も『レインメーカー!おかだくん』。技ですよ。「かっとばせ!」や「怒れ!」といった命令口調から、技名が名前の前置きになってきているんですよ! ……ということで次号は、あすなろスープレックスを必殺技にする新日本プロレスのヤングライオン、山田恵一選手主人公のギャグ大作『スープレックス山田くん』が載ると思います。監修:古舘伊知郎。原作:篠沢純太。ないですね、ハイ(よくわからない人は作品名をググってみよう!)。

しかしアレですね。いわゆる世間的にも知られてる選手から作品に登用されていってるわけで、プロレスがゴールデンタイムで流れていた80年代という背景はあれども、デビュー数年で漫画の主人公になってる“山田くん”の当時からの卓越っぷり改めてスゴイと痛感してしまったり。先人を超えるのはいつの時代も難しいこと。それでも“山田くん”を超える“逆片エビ固め!小松くん”、“エルボードロップ!田中くん”、“ミサイルキック!ホワイトくん”の漫画化も、ひそかに楽しみにしています!

この記事を書いたライター: 漁師JJ

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