2015/11/30 9:59

小松洋平の「スター」な気構え【多重ロマンチック的ぼくらのプロレス】

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小松洋平の「スター」な気構え【多重ロマンチック的ぼくらのプロレス】
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11月17日、後楽園ホールで行われた「#大家帝国主催興行~マッスルメイツの2015~」大会以来、新日本プロレスのヤングライオン、小松洋平選手にスポットライトが当たっています。

行われたのは8月23日、DDT・両国国技館大会、HARASHIMAvs棚橋弘至戦の流れを引き継ぐ、HARASHIMA&大家健組vs棚橋弘至&小松洋平組の一戦。それは団体エース同士の追撃戦であり、若手一番の活きの良さとプロレス学校仕込みの技術を持ちながらも、新日本プロレスの分厚い選手層に阻まれ試合出場さえ限られていた鋼の若獅子が、多くのファンの目に焼きついた試合でもありました。

ふてぶてしい首4の字や顔面蹴り。自身満々の飛び込み式エルボーアタック。満員札止めとなった観客から大家選手へ贈られるピープルズチャンプ的エールに頷くや、厳しく攻め込みブーイングという名のビッグウェーブに乗りこむ小松選手。その姿は“新日本のイチ若手”という枠を飛び出し“小生意気なツンツン黒パンツ野郎”へと進化したようでもありました。終盤に繰り出したHARASHIMA選手の必殺技、蒼魔刀を切り返しての逆エビ固めなど、「それやっちゃうか、コマっつぁん!」と思わず声に出しそうになったほど。DDT・高木三四郎大社長も大会終了後、「DDTでもDNAでもいい、小松選手はまた見たい」とツイッターにてつぶやくのでありました。

若手と言えども27歳。デビュー前から新日本プロレス・野毛道場で、カルガリーハリケーンズ、ブロンドアウトローズ、レイジングスタッフ。さらには狼群団、nWoJAPANと反体制を貫いてきた職人・ヒロ斎藤の薫陶を受けてきたキャリアの持ち主。対抗戦という蜜の味はいつの時代もスキルを表にさらけだします。以前のインタビューでセールスポイントは? と聞かれ、小松選手が上腕三頭筋とともに主張したのはこちらでした。

 新日本伝統の黒いショートパンツですかね。僕の場合、ほかの若手と比べて一人だけエナメル素材なんですよ。僕は“自称スター”なので、パンツを含めてきらりと光るところを注目してもらいたいです。(白泉社「ヤングアニマル」No.22 2015年11月27日号)
プロレスラーに決まったユニフォームはありませんが、新日本所属の若手“ヤングライオン”だけは黒いショートタイツに黒いシューズがお約束。おしゃれは足元から、なんてよく言いますが、身なりの自己主張が限られた中で、レオタード地ではなく、一人テカる素材を選ぶオピニオン。これが試合にも大いにあらわれたのが11月17日だったのでありましょう。スターの証・エナメル魂、なめんなよ。後楽園での試合後、“相方”棚橋選手はバックステージでこんな言葉を残しています。

 小松は俺以上のスターになるから。その時は、またDDTに呼んであげてくださいよ。それが、俺はもうホント小松をスターにしますから。
カード発表時は小松洋平の名に心配の声もありましたが、その声をはねのけ、自身の名さえ売った小松選手。棚橋選手の抜擢は、その素質を見抜いたものだった。小松選手は4日後、新日本の第1試合へと戻ります。できれば熱さが冷えぬうちに、また大抜擢されてほしいもの。自己主張開眼。スターになる準備OK。小松洋平、愛されてます。

【関連】
スペシャルタッグマッチ HARASHIMA&大家健 VS 棚橋弘至&小松洋平

この記事を書いたライター: 漁師JJ

コメント

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  • 熱過ぎて、直情的過ぎて、小生意気過ぎて制御不能ってことで是非隠語入りをば

    ID:4511 [通報]
    (2015/11/30 11:43)
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  • 小松もですが田中も新日本の層がなければ、もっと上でいけますもんね。他団体の若手と比べても動きが段違い。小松選手の低空タックルからの逆エビは客を呼べます。逆エビやなくSTFとかバリエーション増やせそうやし。惜しむらくは二人の下にヤングライオンがいないこと。二人とも20台半ばを過ぎたから、もうそろそろ上で試合しても…その前に来年あたり海外遠征かな?今後の活躍が楽しみです。喋りも結構面白いし。

    ID:5984 [通報]
    (2015/11/30 18:00)
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