2015/8/29 18:32

光ったマイケル・エレガンに、飯伏vs内藤の予感?「G1 CLIMAX 25」後半戦総括、及び下半期展望

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光ったマイケル・エレガンに、飯伏vs内藤の予感?「G1 CLIMAX 25」後半戦総括、及び下半期展望
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■史上最長28日間、史上最多19会場で開催の真夏の祭典
 「今年の夏は『Number』、そして『別冊カドカワ』の表紙をかざるなど、プロレス以外でも表に出るような夏でしたが?」『G1 CLIMAX』決勝後、優勝者・棚橋弘至に投げかけられたインタビューである。今回のG1は、このようにプロレス人気復活を改めて印象づける大会となった。

■「00年代の総合格闘技ブームが、プロレスを日陰に……」(木谷会長)
 3年前、ブシロードが新日本を買った際、同社の木谷高明会長は、取引先からこんな言葉をかけられたという。「今まで黙ってましたけど、実は僕も、プロレス大好きなんです」「本当はプロレスファンなんです」etc。木谷氏は述懐する。「『実は』とか『本当は』って、なんだよと。ファンにはプロレスを口に出しにくい状況が生まれてしまっていたんです。そのために考えたのが、『流行ってる感の演出』でした」。電車の全車両を使っての全面広告等、スケールの大きな広告戦略。その成果は結実し、今年は静岡県内の異なる2会場で大会を開催。東京以外での複数会場開催は、G1では初の試みであり、その認知の向上を感じさせた。

■棚橋も古傷の首を悪化
 一方で、ハードな日程により深刻化したのが、選手の怪我。中邑の、負った切り傷からの細菌感染による左ひじの負傷は元より、AJ(右膝)、矢野(右目)等々。この夏、オカダがこんな風に語った。「テープで口を閉じて寝てるんです。そうすると自然治癒力が高まるんです。やり始めたのは、去年の『G1』から。少しでも疲れを取りたくて」。地方まで取材した記者の話を聞けば、「バックステージは、まるで野戦病院」。今後は参加人数を減らすという方向性も、あって良いのではないか?

■『1位:オカダ 2位:棚橋 3位:中邑』(日刊スポーツ)
 光った選手として、大会前は無印だったマイケル・エレガンを挙げたい。大会後に行われた日刊スポーツ紙による人気アンケートでは参加20選手中19位だったが(*20位はドク・ギャローズ。)、評価は高い。15日に行われた石井智宏戦を大会ベストバウトに挙げる関係者も続出。米団体・ROHのトップ選手であり、来年2月には日本で、新日本と大会を共催する。彼自身は新日本に定着したい意向も持っており、期待したい。

■「内藤さんは同い年で、バネが凄い」(飯伏)
 今後のタイトル戦線も見逃せない。9月27日の神戸大会でインターコンチ王座挑戦が決まった中邑は、現王者の後藤同様、IWGPヘビー級王座獲りにも色気を見せているが、オカダは「僕はそもそもインターコンチ王座は要らないので」(9日)と、もっともな理由で難色。統一戦の機運はまだ先か。また、IWGPの権利書を持つ棚橋は、対戦相手として『G1』で負けたファレ、内藤を指名。未だ動きの見えぬ内藤が、「メキシコでは棚橋、AJの名は聞かないけど、飯伏の名は聞くよ」(5日)と敵として意識しているのも気になる。9月23日の岡山大会で真壁のNEVERベルトに挑戦する飯伏が、「僕も私生活で、トランキーロ(*スペイン語で『焦るなよ』)、使ってました」と、内藤の決め台詞を悪からぬ思っていることも併せて、注目したい。

この記事を書いたライター: 鳥浜 英佐

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