2015/8/3 20:41

プロレス観を変えた六次元殺法 - アラサーからのプロレス再入門(3)

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プロレス観を変えた六次元殺法 - アラサーからのプロレス再入門(3)
5.0

 僕がプロレス再入門に至ったきっかけとして、ネットで観た一本の動画の影響が大きい。その動画というのがこれだ。



 このサイトを見ている方なら一度は目にしているかもしれない。今をときめくゴールデンスター・飯伏幸太と、六次元殺法の使い手・ヨシヒコによるタイトルマッチである。
 
 思えば僕がプロレスを見なくなった理由の一つとして、「ガチかヤオか」という論争があったように思う。ミスター高橋の例の本が出た頃だ。

 僕も当時は高校生になっていたし、プロレスに演出があることは理解しているつもりだった。それでも裏切られたような思いは心のどこかに燻り、それが邪魔をしてプロレスを素直に楽しめなくなっていったのだ。

 そうしてプロレスを見なくなったまま10年以上が流れ、燻る火種も燃え尽きた頃に出会ったのが上の動画である。 

 この動画、ヨシヒコの見た目も相まって、初見では完全にギャグにしか見えないだろう。僕も初見では完全に笑いながら見ていた。だが試合が始まるとヨシヒコの意外な動きのよさに驚き、それを引き立てる飯伏の高度な受けの技術に目を見張るはずだ。そして試合が終わる頃には、てに汗を握って見入っている自分自身に気づくことになるのだ。

 この試合には、ガチだのヤオだのなんて無粋な議論は在りようがない。だがプロレスラーの技術がある。自分から技を受けに行くハートがある。それらを支える肉体の強さがある。そして観客の熱狂がある。シナリオの有無なんて関係はなく、見たままをあるがままに楽しめばよいのだ。

プロレスに対する壁や偏見を一切合切取り払うための入り口として、プロレス初心者や僕のような再入門者にこそ見て欲しい動画である。

この記事を書いたライター: アサ薫

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